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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻3号

1977年03月発行

文献概要

症例

腸結核を強く思わせた1症例

著者: 門野寛1 土屋凉一1 水町信行1 関根一郎2 寺尾英夫3 牧山和也4 松永圭一郎4 二ツ木浩一4

所属機関: 1長崎大学医学部第2外科 2長崎大学医学部原爆後障害医療研究施設病態生理学部門 3長崎大学熱帯医学研究所病理学部門 4長崎大学医学部第2内科

ページ範囲:P.383 - P.388

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 抗結核剤の登場以来,わが国でも,欧米諸国に次いで腸結核症は減少し,これに遭遇する機会は少ない.しかし診断過程において,その症例に直接結核菌や乾酪性肉芽の証明が得られない場合,鑑別診断上,特にCrohn病との比較で問題となることが多い.最近われわれはちょうどこのような症例を経験したので例証する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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