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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻4号

1977年04月発行

文献概要

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海外文献紹介「胃切除後症候群」 フリーアクセス

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.510 - P.510

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 消化性潰瘍や胃腫瘍の外科治療では,幽門括約筋を失い,その結果胃と小腸との異常な交通ができあがる.更に迷走神経切除により胃腸の運動障害がおきる.胃切除後症候群として次のものが主としてあげられる.

 ①アルカリ性胃炎:悪心,嘔吐,体重減少を伴う食後の上腹部痛をおこす.内視鏡的に診断が容易である.吻合部周辺の炎症が著明.外科的にはReux-en-Y吻合が最も効果をあげる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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