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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻5号

1977年05月発行

文献概要

研究

食道粘膜下腫瘍に対する診断法―食道壁層造影法の試み

著者: 金正出1 鈴木元久1 城島標雄1 天野富薫1 小泉博義1 五島英迪1

所属機関: 1横浜市立大学医学部第1外科

ページ範囲:P.663 - P.669

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 食道造影法,食道内視鏡および食道動脈撮影法の進歩,また生検技術の普及により食道癌に対する診断法は飛躍的に発展してきた.

 しかし食道壁内腫瘍は癌腫に比べると比較的稀な疾患であり,粘膜面に直接変化を認めないためしばしば食道壁外からの圧排性病変すなわち縦隔腫瘍,大動脈瘤および大動脈硬化症との鑑別が困難なことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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