文献詳細
今月の主題 胆道癌の診断と治療
主題
文献概要
肝外胆道の悪性腫瘍の中には,早期発見が困難で,黄疸発現時にすでに病変がかなり進行し,診断確定時には根治手術不能の場合があり,また切除が可能であっても,その手術手技が比較的困難な上に,閉塞性黄疸によるriskが悪いなどのために,一般に手術成績は悪い.
特に上部胆管癌は,従来その解剖学的位置関係から根治的切除術は困難であると考えられてきた.事実,切除不能の症例が多いのであるが,積極的に切除する方針で臨めば,切除可能の症例があり,教室においては最近切除例が増加している.
特に上部胆管癌は,従来その解剖学的位置関係から根治的切除術は困難であると考えられてきた.事実,切除不能の症例が多いのであるが,積極的に切除する方針で臨めば,切除可能の症例があり,教室においては最近切除例が増加している.
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