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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻6号

1977年06月発行

症例

原発性早期十二指腸球部癌の1例

著者: 三宅勝1 沢江義郎1 石橋大海1 梶山憲治1 佐々木淳1 大里敬一2 渡辺英伸3

所属機関: 1九州大学医学部第1内科 2九州大学医学部第1外科 3九州大学医学部第2病理

ページ範囲:P.813 - P.817

文献概要

 原発性十二指腸癌は比較的稀な疾患であるが,従来の上部消化管X線検査や低緊張性十二指腸造影に加え,最近の十二指腸内視鏡検査の進歩により,その報告例は漸次増加しつつある.しかし,十二指腸早期癌の報告はきわめて少なく,本邦では,三戸1)の報告以後7例をみるにすぎない.

 われわれは,X線および内視鏡検査によって原発性十二指腸球部癌と診断し,病理組織学的検査の結果,早期癌であった症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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