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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻7号

1977年07月発行

文献概要

症例

胃原発の濾胞性リンパ腫(follicular lymphom,nodular type)の1例

著者: 上條勝常1 永島勉1 前田三郎1 原田隆元1 久保田義弘1 宇野大平2 中山賢2 大井守3 松久博4 福井興4 下田忠和5

所属機関: 1市立池田病院内科 2市立池田病院外科 3市立池田病院検査科 4国立大阪病院消化器科 5慈恵会医科大学病理

ページ範囲:P.961 - P.967

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 Follicular lymphomaは1925年Brill1)により初めて記載された.その後1944年Symmers2)は1つの独立疾患とみなし,Brill-Symmer's diseaseとも呼ばれていた,本疾患はリンパ細網細胞系由来の悪性腫瘍の1つであり,Rappaportら16)により悪性リンパ腫のnodular typeと分類されたものである.本腫瘍の胃原発例の報告は極めて少なく,散発的に認めるのみである4)6)~8)10)16)17)23)~25)35)36)38)

 今回われわれは胃に原発した本腫瘍を経験したので報告し,若干の文献的考察を試みる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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