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今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(2) 主題
X線診断における陥凹型胃癌の深達度推定
著者: 笹川道三1 光島徹1 木村徹1 岡崎正敏1 森山紀之1 高杉敏彦1 牛尾恭輔1 松江寛人1 山田達哉1 市川平三郎1 末永健二2
所属機関: 1国立がんセンター放射線診断部 2四国地方がんセンター放線射診断部
ページ範囲:P.1209 - P.1215
文献購入ページに移動陥凹型胃癌の深達度診断の指標としては,多くの研究1)~10)により癌病巣の大きさ,境界鮮明度,陥凹の深さ,陥凹の輪郭の形,陥凹の内部および周辺の隆起,び漫性膨隆,集中・中断する粘膜ひだの蚕喰,腫大,融合などが挙げられており,それぞれその規模の大なるほど,また不整なものほど深達度は深いとされている.X線診断においても,これらの従来の所見を正面像および側面像として捕えることによって活用されている.
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