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文献詳細

雑誌文献

胃と腸12巻9号

1977年09月発行

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海外文献紹介「多発性胃ポリープと副甲状腺腺腫:2症例の報告」 フリーアクセス

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.1230 - P.1230

文献概要

 Multiple Gastric Polyps and Parathyroid Adenomas: Report of Two Cases: K. C. B. Bodily, A. Mowlem, J. E. Hoffman (Amer. J. Surgery 122: 118~120, 1976)

 胃の多発性ポリープはまれな疾患で,これと内分泌異常の合併は更にまれである.多発性胃ポリープと副甲状腺腺腫合併例2例を報告する.

 第1例は,55歳の女性.2年間の上腹部愁訴あり,胃X線検査で,多発性胃ポリープを診断さる.以前より高血清カルシウム値を示していたが,術後も続いているので2年後再入院.精査により原発性副甲状腺機能充進症の診断がなされ,右副甲状腺に2.5×1.5cmの腺腫が発見され切除された.術後血清カルシウム値は下降した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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