胃癌の発育経過については『胃と腸』の第5巻1号,第8巻5号でも取り上げられ,またそれに関連してのテーマも,本誌その他や学会などでしばしば発表されている.そして良性の潰瘍やポリープからの癌化はかつて考えられていたほどには多くないこと,あるタイプの癌はその経過の過程でいわゆる悪性サイクルを示すこと,Ⅰ型早期癌の前段階としてⅡb様病変からⅡaを経てのコースが考えられること,Borrmann 2型の進行癌の前段階としてはⅡb様病変からUl(-)Ⅱcの時期のあること,スキルスは見かけは極めて短期間に進展したような像を示すことなどの印象が一般のものとなりつつある.
そもそも胃癌と診断されたからには,出来得れば切除することが現状では唯一の根治療法であり,特殊の場合を除きその経過を見ることは許されない.まして良性の潰瘍やポリープで行われているごとく(常に細心の注意が必要なのだが)癌の発生になるべく近い時点からきめ細かく長期に亘り発育の経過を追うことなどは不可能である.すなわち,かつては別々の症例の病理学的検索の結果を総合し,胃癌の発育の推定が行われていた所以でもあり,いわば点をなんとか線にしようとする努力が行われていたともいえよう.
雑誌目次
胃と腸13巻1号
1978年01月発行
雑誌目次
今月の主題 胃癌の発育経過
はじめに フリーアクセス
著者: 芦沢真六
ページ範囲:P.9 - P.9
主題症例 A.胃癌の発育経過(形態の変化を中心として) 1)隆起型胃癌の発育経過
Case 1 Ⅰ型早期胃癌の発育経過を示す症例
著者: 奥田茂 , 今西清
ページ範囲:P.10 - P.11
患 者:谷○忠○ 59歳 男
新鮮切除胃(Fig. 1)の肉眼所見では,前庭部小彎に3.3×1.2×2.0cmの二峰性の隆起性病変を認める.組織標本のルーペ像(Fig. 2)では腫瘤全体が癌腫で,周囲粘膜とは化生性胃炎で鮮明に境界されている.粘膜筋板の立ち上りは「箱型」よりも「噴水型」に近い.癌組織型は乳頭状腺癌,深達度mでリンパ節転移なし.
Fig. 3の術前胃カメラ像では,前庭部小彎に切除胃そのままの所見が見られる.Ⅰ型早期胃癌である.Fig. 4(術前6カ月の胃カメラ)では,病巣は表面平滑でいびつな形のⅡa様隆起で,手術時の所見とは異なっている.この時点で強く癌の疑いを持ち,一般洗浄細胞診を連続3回施行するも陰性であった.Fig. 5は術前2年9カ月の集検胃カメラ像で,後になって腫瘤形成を見る拡がりにほぼ一致して限局性のハレーションが見られ,軽度の凹凸不整像が認められる.本例は,組織所見で隆起部にATPやhyperplastic polypを認めず隆起全体が癌であったこと,および短期間に著明な形態の変化が見られ全経過が3年にも満たぬことから,初回検査時既に,腫瘤の大きさに相当する類似Ⅱbの粘膜内癌があったものと思われる.
Case 2 粘膜下腫瘍様の像を示した進行癌例
著者: 細井董三 , 鎗田正 , 白壁彦夫 , 木村正喜
ページ範囲:P.12 - P.13
粘膜下腫瘍として経過観察中,2年後に表面に潰瘍を生じ,潰瘍底からの生検で初めて癌の診断が得られたunclassifiedの肉眼型を示す進行癌の例である.
患 者:大○敏○ 62歳 男
1973年12月,職場検診で胃角変形を指摘され,生検で癌の疑いと診断された.しかしその後,再三の生検にも拘らず,癌が証明されないため,経過観察されていたが,術前7カ月頃から隆起が急に目立つようになり,術前2ヵ月には隆起の表面に潰瘍を生じてきた.この潰瘍底からの生検で未分化癌が証明されたため,1976年11月手術を施行した.
Case 3 異型上皮巣として4年3カ月間観察され,Borrmann1型癌に進展した症例
著者: 八尾恒良 , 渡辺英伸
ページ範囲:P.14 - P.15
本症例はすでに冨岡らと共に本誌8巻5号に報告した症例である1).したがって,本稿では資料の一部のみを呈示し,問題点を述べる.
患 者:宮○三○ 60歳 男
症例はTable 1の如き検査歴を有した.
客観資料の呈示:Fig. 1~12参照
この症例の経過は以下の如くまとめられる.
1)胃角部後壁に最大径約10mmの2コの隆起性病変が認められた.
2)2コの病変のうちの1コ(病変1:Fig. 1の太矢印)は,経過を追って徐々に増大し初回検査より,4年3ヵ月後にはBorrmann 1型癌となった.他の1コ(病変2:Fig. 1の細矢印)は経過中,その大きさはほとんど不変で切除胃の検索にてもgroup Ⅲの病理像を示した.
3)術前3年,術前2年3カ月の時点で病変1より採取された生検標本では,通常みられるgroup Ⅲの異型上皮巣とは異なった異型細胞群より構成されていた.
Case 4 形態変化がなく生検陽転(癌化)した胃ポリープの例
著者: 小黒八七郎
ページ範囲:P.16 - P.17
患 者:74歳 男 会社員
1965年より労作性狭心発作があり,精査のため1968年10月来診し,冠不全と診断された.その際行った胃X線検査で幽門前庭部前壁に有茎性ポリープを発見され,X線写真上では大きさは約20mmで表面は顆粒状で可動性に富んでいた.引き続いて行った胃内視鏡検査ではFig. 1のごとく,頭頂部に白苔と小出血がみられた.また,生検は頭頂部より2コ,基部より2コ行い,Fig. 2のごとく,腺窩上皮の過形成と間質の細胞浸潤がみられ,再生性ポリープと診断され,癌は認められなかった.1969年10月の内視鏡像はFig. 3のごとく,頭頂部は白苔におおわれ大きさと形には変化がなく,この時の生検では頭部より4コ,茎部より1コ行い,前回と同様の組織像で悪性像は認められなかった.さらに洗滌細胞診はClass Ⅰであった.1970,1971年は高血圧と狭心発作のため内視鏡検査は行わず,1972年4月に行った内視鏡検査では胃ポリープは発赤を伴っていた他には著変がなかった.1974年8月の内視鏡検査では形態学にはFig. 4のごとく著変がなかったが,頭頂部よりの生検は4コとも乳頭状腺管腺癌であった(Fig. 5).高齢,高血圧症および心疾患のため,入院して内視鏡的高周波胃ポリペクトミーを1974年9月に行った.その6年間,胃X線検査6回,胃内視鏡検査4回,胃生検2回(すべて陰性),洗滌細胞診(Class Ⅰ)1回が行われた.
Case 5 有茎性ポリープから広基型のⅠ型早期癌へ変化した例
著者: 細井董三 , 鎗田正 , 白壁彦夫
ページ範囲:P.18 - P.19
前庭部大彎の有茎性ポリープが5年4カ月の経過中に,茎が次第に短縮して広基性となり,ついに頭部の大半が崩壊して広基型のⅠ型早期癌に変化した例である.これは組織所見から,さらにBorrmann 2型への進展が想定された.
患 者:福○英○郎 70歳 男
1971年6月,特に自覚症状なく胃X線検査を受け,前庭部に有茎性ポリープを指摘された.経過観察中にみられた形態の著しい変化から,悪性を強く疑いながら1973年8月と1974年8月の生検でいずれもnegativeと診断された.1976年8月の胃X線検査では,有茎性のポリープは,すっかり広基性に変化しており,生検で初めて腺癌が証明されたため手術を施行した.
Case 6 潰瘍性変化の消長と隆起の増大を認めたⅡa型早期癌の内視鏡的推移
著者: 福本四郎 , 星島説夫 , 田中弘道 , 山本貞寿
ページ範囲:P.20 - P.21
切除可能と診断した胃癌の治療は外科的治療が原則であり,切除不能例を除いてその進展を観察することは許されない.しかし,合併症や手術拒否などのために外科的治療を行いえず経過観察を行う症例も稀に存在する.
ここに報告する症例は高齢であることおよび本人,家族の手術に対する協力が得られず,診断時より2年11カ月の進展をX線および内視鏡的に観察しえた1例である.
Case 7 広範なⅡb病変内部にⅡaが短期間で出没した症例
著者: 奥田茂 , 今西清
ページ範囲:P.22 - P.23
患 者:片○四○ 55歳 男
患者は8年前より胃集検にて4回X線検査を受け,常に「異常なし」の判定であった.Fig. 1のX線像は術前2年のもの.ところが術前3カ月の胃集検(5回目)の際に,Fig. 2のごとく胃角に透亮像を認めた.1カ月後(術前2カ月)の胃ファイバースコープ検査にて胃角に亜有茎,そら豆状の小さなⅡa様隆起を認め(Fig. 3),生検により中分化型腺癌と診断した.
1カ月後(術前1カ月)の胃カメラ検査では,(Fig. 4),Ⅱaは脱落し小潰瘍とおき換わっていた.またその周囲には広範な類似Ⅱb病変を認めた.
2)陥凹型胃癌の発育経過
Case 8 隆起型早期胃癌より中間型早期胃癌に進展したと考えられる症例
著者: 竹添和英
ページ範囲:P.24 - P.25
患 者:大○次○ 65歳 男
吐血を主訴として来院,内視鏡検査で胃体下部後壁寄りの潰瘍よりの出血と診断された.この際,幽門前庭部大彎側に軽い発赤を伴う小結節状凹凸を呈する病変の存在には気づかなかった(Fig. 1).10カ月後に潰瘍は内視鏡的に治癒が観察された.このときにもやはり前記病変は見逃された.初回から2年後に上腹部鈍痛のため来院し,内視鏡検査の結果潰瘍の再発が証明されたが,このとき初めて前庭部の病変に気づいた.すなわち隆起性病変は著しく増大して,ドーナツ状を呈し,表面の凹凸が明瞭となっている.わずかに発赤を示し,一部浅い陥凹を呈する.ヒダの集中はない.容易にⅡa+Ⅱcと診断できる.手術をすすめたが,本人の同意が得られず,さらに9カ月経過することになった,そして初回から2年9カ月後にようやく手術されることになった.その直前の写真がFig. 3である.隆起は一層その高さと大きさを増し,同時に内部の陥凹も深くなり,淡い付着もみられる.ヒダの集中はないが,やや伸展性の制限をうかがわせる像である.切除胃写真(Fig. 4)にみるように病変は粘膜ヒダの集中を伴わないⅡa+Ⅱcである.病巣のほぼ真中を通る切片のルーペ像がFig. 5aであるが,マークした癌浸潤範囲のうち,左約1/2は中分化型腺管腺癌であり,一部で粘膜筋板を間隙性に粘膜下層への侵入がみられる.軽い線維化を伴っている(Fig. 5b).右約1/2は低分化型腺癌の像を示し,ほぼ全面で粘膜筋板を圧排性に破壊して粘膜下層に浸潤を始めている(Fig. 5c).潰瘍形成は証明されない.
Case 9 Ⅱa型早期胃癌からBorrmann 2型進行胃癌に進展したと考えられる症例
著者: 郡大裕 , 竹田彬一 , 酉家進
ページ範囲:P.26 - P.27
患 者:○田○次○ 77歳 男
主 訴:心窩部膨満感
家族歴:特記すべきものなし
既往歴:45歳時,高血圧症
現病歴:1972年春,某院にて胃腸透視および内視鏡検査を受け,前庭部前壁の胃ポリープと診断されたが放置していたところ,1974年12月頃から心窩部膨満感を認めるようになり,翌年3月精査の目的で入院す.
Case 10 9年5カ月で胃ポリープが癌化脱落してⅡa+Ⅱcになったと考えられる症例
著者: 奥田茂 , 今西清
ページ範囲:P.28 - P.29
患 者:横○登○子 45歳 女
Table 1に示されるように,この9年5カ月の間にX線10回,内視鏡13回,生検または細胞診を9回と,丹念に検査して追跡した.1972年(術前1年)の胃X線では「ポリープ不変」と報告されており,隆起の脱落は最後の1年間に起こったことになる.
Fig. 1(新鮮切除胃標本)で病変部は臼状の肉眼所見を有する.陥凹の大きさは1.4×1.3cm.・レーペ像(Fig. 2)では,癌巣は粘膜筋板を越えてmassiveに粘膜下層に浸潤している.狭義のⅡa+Ⅱc(著者の臼型)早期胃癌の初期像である.組織型は高分化型腺癌で深達度sm,リンパ節転移なし.切除胃そのままの所見をFig. 3(手術直前胃カメラ像)にも認める.
Case 11 粘膜不整→Ⅱc→Ⅱa+Ⅱc→Borr.2の発育進展例
著者: 細井董三 , 鎗田正 , 白壁彦夫
ページ範囲:P.30 - P.31
初回の内視鏡像では粘膜不整と軽い発赤の所見であったものが,4年4カ月の経過中にⅡc型,さらにⅡa+Ⅱc型早期癌を経て,Borrmann 2型の進行癌に発育進展したと思われる例である.
患 者:加○文○郎 60歳 男
1969年6月,全身倦怠感,眩暈とともに吐血し,X線および内視鏡検査で,胃体部後壁に潰瘍を指摘された.1年後の内視鏡検査で前庭部にⅡc様病変を認め,生検を行ったがnegativeと診断された.以後,体部病変を中心に定期的に経過検査を受けてきたが,1973年11月,胃X線検査で前庭部の以前Ⅱc様病変を認めた部位にBorrmann 2型病変が発見され,生検でも腺癌が証明されたため胃切除術を施行した.
Case 12 胃カメラで悪性サイクルを完全に一周したことを追跡した症例
著者: 小黒八七郎
ページ範囲:P.32 - P.33
患 者:49歳 女 主婦
1965年10月,激しい上腹痛のため受診し,胃X線検査及び胃カメラ(PⅡ型)検査の結果胃潰瘍と診断されて入院した.その際の胃カメラ像はFig. 1の如く,胃体下部小彎と前壁の境界に1cm弱の胃潰瘍(H1)があり,底部は白苔におおわれ,辺縁はやや不整だが周辺隆起は軽度で凹凸不整も著しくなく,前壁から2本のひだの著明な集中がみられるが蚕蝕像ははっきりしない.型通りの食餌,安静と薬物療法でとう痛は消失し,37日後の胃カメラ像はFig. 2の如く,いわゆるalmost healed ulcer(H3)で中心にごくわずかのびらん状白苔があり,ひだの集中はあるが蚕蝕像は認められない.初めより約3ヵ月後はFig. 3の如く,中心の発赤とわずかの凹凸不整,その辺縁の褪色,ひだの集中と蚕蝕像?を認める.患者は神経質のため,X線とpⅡ型胃カメラ検査には応じたが,生検は拒否した.
Case 13 悪性サイクルをたどった進行癌の1例
著者: 八尾恒良
ページ範囲:P.34 - P.35
患 者:浜○ 広 67歳 男
本例は漿膜に達した進行癌であったが,最終的に胃癌として切除されるまで胃潰瘍として3年5カ月間経過を観察され,この間22回のX線検査と12回の内視鏡検査を受けている.この間の検査回数およびその時点での潰瘍の状態をTable 1に示したが,本稿では頻回の検査材料の中で,矢印で示した時点の内視鏡写真と手術標本肉眼写真,病理組織所見を呈示し,若干の考察を加えた.
癌巣内消化性潰瘍の経過 Fig. 1は1963年5月9日(術前3年5カ月前)の内視鏡像である.胃角にやせと陥凹部を認める.陥凹部には,面積を有した発赤とまだら模様をみる.潰瘍はほぼ瘢痕の状態にある.この状態は,時に病巣部にpin pointの白苔の出没をみながら,1963年12月までの5回の内視鏡写真上,ほとんど変化しなかった.
Case 14 5年3カ月前の内視鏡所見がほぼ正常でいわゆる悪性サイクルに入る前の所見が捉えられていたⅡCの1例
著者: 奥田茂 , 今西清
ページ範囲:P.36 - P.37
患 者:高○ 弘 49歳 男
Fig. 1(新鮮切除胃標本)はⅡc集中(+)型早期癌の典型像で,癌巣模式図(Fig. 2)の灰色がm,黒がsmへの浸潤を示す.癌組織型は印環細胞癌で,一部pmに深達している.リンパ節転移(-).Fig. 3(予術直前胃カメラ像)では胃角中央に深い陥凹とひだの断裂を伴うⅡc病変を認める.術前1カ月(Fig. 4)には浅いⅡcの陥凹と小さなⅢが見られる.術前1年2カ月(Fig. 5)にはⅡcの陥凹はほとんど見られないが色調の変化が鮮明,角中央やや前壁寄りに小白苔が見られる.この時点で深達度mと推定する.
術前1年10カ月(Fig. 6)には,胃角の大きな活動期潰瘍が見られる.2年1カ月前(Fig. 7)の所見で,弧の変形は明らかであってもⅡcの境界を読みとるのは困難である.
Case 15 胃潰瘍経過中に発見され,2年8カ月にわたり内視鏡的逆追跡が可能であったⅡc型早期癌の1例
著者: 福本四郎 , 三好洋二 , 古城治彦 , 田中弘道
ページ範囲:P.38 - P.39
胃X線,内視鏡診断学の進歩は,潰瘍性変化の鑑別診断を確実なものにし,消化性潰瘍の多くは内科的に治療され,瘢痕治癒後も長期間にわたって経過観察が行われるようになった.これら長期観察例において時に癌病巣の併存を発見することがあるが内視鏡的に癌病巣のRetrospective studyを行う場合,撮影条件など十分な資料が得られないことも多い.
今回,胃角部の潰瘍の経過観察中に発見したⅡc型早期癌の1例は当初の潰瘍部に近接した部位の病変であったことが幸いして,術前2年8カ月間の内視鏡的推移をほぼ満足すべき条件で観察し得たので報告する.
Case 16 Ul(-)のⅡc型早期癌から10カ月後にⅢ+Ⅱc型早期癌となり悪性サイクルへ進展したと思われる症例
著者: 斉藤利彦
ページ範囲:P.40 - P.41
患 者:阿○信○ 78歳 男
最終内視鏡像(Fig. 1)は,粘膜内または粘膜下に浸潤したと思われる前庭部小彎のⅢ+Ⅱc型早期癌と診断し,同時に施行した生検所見(Fig. 2)では,粘膜固有層の表層近く,表面上皮直下に不規則な微小腺腔形成を伴う低分化な腺癌の像を示している.
最終内視鏡像から1年7カ月前のX線像(Fig. 3)では,明らかな潰瘍は認められず,Ⅱc+(Ⅲ)型早期癌と思われる像である.
Case 17 Ⅱcの上に潰瘍が発生し,結果的にⅢ型早期癌として切除された,悪性サイクルの経過の一部を観察しえた症例
著者: 村松省吾 , 塩原正夫 , 中沢三郎 , 肥田野等 , 川口新平 , 可知常昭 , 林繁和
ページ範囲:P.42 - P.43
患 者:K. E. 61歳 女
主 訴:心窩部膨満感,げっぷ,嘔吐
現病歴:1973年3月,上記の主訴により小牧市民病院に入院.初回検査(1973. 3. 8)にて,胃体下部小彎寄り後壁にニッシェが認められた(Fig. 1).2カ月半後(1973. 5. 31)には,この潰瘍は粘膜ひだの集中を残して治癒した.しかし,その小彎肛側寄りに,粘膜像の乱れが認められた(Fig. 2).3年後(1976. 5. 18)初回の潰瘍瘢痕のほか,先に粘膜像の乱れが認められた部位に,粘膜ひだの集中と中断が見られ,中心部には変色があって,粗ぞうな粘膜像を呈していた(Fig. 3,4).したがってⅡcと診断し,その部位からの生検でも癌陽性と判定された.しかし患者は手術を承諾せず,それ以後来院しなくなった.
Case 18 Ⅱc型早期胃癌からBorrmann 3型進行胃癌に進展したと考えられる症例
著者: 群大裕 , 竹田彬一
ページ範囲:P.44 - P.45
患 者:○久○貞 77歳 女
主 訴:全身倦怠感および食欲不振
家族歴:特記すべきものなし
既往歴:40年来,脊椎カリエス
現病歴:1973年10月,胃体部潰瘍のため某院に入院したが,その際内視鏡検査で前庭部小彎のビランを指摘されている.潰瘍治癒後通院し,順調に暮していたが,1975年1月頃から全身倦怠感および食欲不振を認めるようになり,精査の目的で入院す.
Case 19 胃角小彎のⅡc+Ⅲが一度瘢痕像を呈した後にBorrmann 2型へと進展したと推定される症例
著者: 阿部政直
ページ範囲:P.46 - P.47
患 者:笹○広○ 43歳 男
Fig.1は切除胃肉眼所見(1971年5月20日手術)で胃角小彎の大きさ45×43mmのB-2型癌である.病理組織所見はwell diff tub ad ca seである.
内視鏡所見経過:Fig. 2の手術3カ月前の最終内視鏡所見では胃角小彎に周堤形成著明なBorrmann 2型癌がみられる.次の8カ月前の像でも所見はややおとなしいがやはりBorrmann 2型と診断出来る.
Case 20 Ⅱc(smまたは一部pm)から5年4カ月の間に主に横への広がりをとって発育進展したⅡc類似進行癌(s)の症例
著者: 久道茂 , 白根昭男
ページ範囲:P.48 - P.49
患 者:○原○め○ 45歳 女
手術前5年4カ月の胃集検でチェックされ,胃カメラ検査を行った(Fig. 1).胃角小彎に明らかなⅡcを思わせる所見があり,細胞診,生検などの精査をすすめたが受診せず,そのまま経過をみてしまった症例である.この時期のフィルムreviewでは,幽門部の硬化像は認められず,smまたは一部pmまでのⅡcと考えられる.
初回から2年後(術前3年4カ月)の胃集検で再びチェックされ胃カメラ検査(Fig. 2)を受けた.この時点では潰瘍や隆起の形成はみられないがⅡcを考えて,細胞診を行ったが陰性であった.reviewでは粘膜下を主にした拡がりを思わせる.
Case 21 癌巣中の消化性潰瘍が治癒し,Linitis plastica型胃癌巣へと進展した1例
著者: 八尾恒良 , 渡辺英伸
ページ範囲:P.50 - P.51
患 者:本○浅○ 65歳 男
本例は悪性の疑診をおかれながら胃潰瘍として加療され,1年6カ月後,典型的なlinitis plastica型癌巣と進展し切除された症例である.その検査回数,潰瘍の状態などをTable 1に示した.
客観資料の呈示:初診時1971年5月(術前1年6カ月)のX線所見(Fig. 1,2):噴門直下後壁に大きなニッシェを認める.充盈像における潰瘍周辺の状態は,Schwellungshofとやや異なり,むしろSchattendefektの様相を示している.二重造影像ではバリウムの付着が悪いが,大彎側に肥厚蛇行する皺襞をみる.
B.胃癌の発育経過(時間的要素を中心として) 1)長期間著しい変化を示さなかった症例
Case 22 長期間著しい変化を示さなかった隆起性病変例
著者: 竹添和英
ページ範囲:P.52 - P.53
患 者:永○は○ 初診時75歳 女
主 訴:胃部不快感
初回内視鏡所見:Fig. 1aの如く,胃体下部から前庭部に,山田ⅠないしⅡ型の隆起性病変が約7コ多発しており,周囲粘膜は萎縮性で,胃小区は粗大である.これら隆起性病変のうち,幽門前庭部大彎にある最大のもの(約2.5×1.5cmと推定)は,亜有茎で表面像が他と異なっている.長形の隆起は,くびれによって大小2つに分けられ,口側の部分はむしろ蒼白,幽門側の部分は軽い発赤を示し,それぞれの表面は結節状の凹凸を呈している.びらん性変化などは認められない(Fig. 1b).
Case 23 4年間ほとんど形態的変化を示さず,しかも早期癌のままで経過したⅡa+Ⅱcの例
著者: 久道茂 , 白根昭男
ページ範囲:P.54 - P.55
患 者:○藤○信○ 73歳 男
手術4年前の胃集検でチェック,胃カメラ検査を受け,当時の診断は異常なしであった.しかし,フィルムのreviewをしてみると,幽門前庭部の胃カメラ像(Fig. 1)では,レンズののっかりのため不明な写真であるがわずかに凹凸不整の粘膜表面が読みとれ,さらに,同じ胃カメラフィルムの反転像(Fig. 2)では,明らかに幽門前庭部後壁大彎よりに,表面がわずかに陥凹部をもつ背の低い隆起性病変(Ⅱa+Ⅱc)が読むことができる.写真不良が原因ではあるが,見落とし例である.
それから4年後,再び胃集検にてチェックされて受けた術前の胃ファイバースコープの像(Fig. 3,4)では,4年前の所見と同じように,表面の性状も大きさもほとんど変わらない状態の隆起性病変(Ⅱa+Ⅱc)の所見がみられた.
Case 24 11年間粘膜内癌のまま発育したと考えられる1症例
著者: 利根幸三 , 古沢毅
ページ範囲:P.56 - P.57
患 者:三○フ○エ 71歳 女(観察期間11年1力月)
1964年5月,心窩部痛,吐血のため某院にて3カ月入院加療を受けている.
Fig. 1,2は1964年7月(術前11年1カ月)の内視鏡写真であるが,胃角後壁のⅡc型早期癌と診断されよう.さらにFig. 2の所見は,Ⅱc周辺,殊に胃角ほぼ中央,胃角後壁,さらに前庭部にかけて,Ⅱa集簇型の軽い隆起を伴っていることを示唆している.
2)短期間に著しい変化を示した症例(但しLinitis plastica型胃癌は除く)
Case 25 いわゆる“ポリープの芽”より発育したⅠ型早期癌例
著者: 谷啓輔 , 中村祐一 , 渡辺英伸
ページ範囲:P.58 - P.59
患 者:王○ス○ 72歳 女
1970年6月(術前3年5ヵ月),内視鏡検査のため来院.前庭部大彎側に発赤を伴ったわずかな隆起を認めた(Fig. 1).
初診より3カ月後(術前3年2カ月),経過追求のため再び内視鏡検査を施行した.前回の病変は,明らかな発赤を伴った亜有茎性の球状隆起へと発育していた(Fig. 2).その後患者はしばらく来院しなかったが,経過追求の葉書に応じて1972年8月(術前1年2カ月,初診より2年2カ月)来院,内視鏡検査を施行した.この時,球状隆起はさらに増大していた(Fig. 3).
Case 26 発赤びらん(小Ⅱc)の辺縁から隆起が生じ,わずか数カ月でⅠ型早期癌(m)に進展した例
著者: 久道茂 , 白根昭男
ページ範囲:P.60 - P.61
患 者:○山○治 66歳 男
手術前1年3カ月の胃集検で胃前庭部の異常をチェックされ,胃カメラ検査を受けたが当時の内視鏡診断は,胃角の変化から胃潰瘍瘢痕とされ経過観察の群にいれられた.当時のフィルム(Fig. 1)をreviewしてみると,少しボケがあって情報としては不十分であるが,胃角の太まりから瘢痕像と読みとれ,さらに,胃前庭部入口部小彎にも点状の小発赤がみられ,びらんの存在を読みとることができる.
初回より6カ月後の胃カメラ像(Fig. 2,3)では,胃前庭部小彎の発赤が明らかとなり,この所見を潰瘍瘢痕としてまた経過をみることになった.しかし,reviewしてみると,発赤のすぐ前壁より小彎に小隆起が認められる.
Case 27 発赤でとらえられたⅡc型早期癌とも考えられる所見から1年8カ月で粘膜下に浸潤したⅠ型早期癌例
著者: 斉藤利彦
ページ範囲:P.62 - P.63
患 者:金○正○ 42歳 女
切除胃肉眼所見(Fig. 1)は,胃体中部小彎後壁寄りに25×20×7mmのⅠ型早期癌が認められる.
病理組織学的所見(Fig. 2,3)の弱拡大像では,ポリポイドに増殖する癌が隆起の主体を占め,中等度の粘膜下層への浸潤を伴い,その周囲にリンパ組織の増生も認められる.さらに,その強拡大像では,小腺腔形成を伴う低分化腺癌である.
Case 28 小さなⅡcが約1年間で拡大し,さらに潰瘍形成が起こり大きな進行癌へ進展したと考えられる例
著者: 阿部政直
ページ範囲:P.64 - P.65
患 者:藤○信○郎 75歳 男
この症例は生検で癌陽性であったため手術をすすめたが,高齢および自覚症状がないため本人が手術を拒否し止むを得ず経過をみていたところ,頑固な腹痛が出現してきたため生検後1年10カ月に手術施行したが,すでに周辺臓器への連続性浸潤が著明で姑息的手術に終った例である.
病理組織所見:poorly diff. tub. ad. ca.
内視鏡所見経過:Fig. 1のように胃角小彎やや前壁よりに大きなBorrmann 3型癌がみられる.潰瘍底は凹凸不整で汚ない苔の付着が著明である.
Case 29 わずかな凹凸部より2年間でⅡa+Ⅱc型胃癌に発育した1症例
著者: 八尾恒良
ページ範囲:P.66 - P.67
患 者:阿○三○ 60歳 男性(観察期間2年)
客観資料の呈示:Fig. 1~6参照
本症例の経過と問題点:術前2年前の時点で内視鏡的にはあとにⅡa+Ⅱc型早期癌が出現する場所が十分撮影されていると考えられるのに異常所見を指摘できない.しかし,この内視鏡写真では後に出現する病変部が斜方向からの撮影になっていること,この時期のX線写真にみられる淡いバリウム斑とその周辺の透亮所見よりみて,すでに術前2年前より平坦なⅡcまたはⅡa+Ⅱcが存在したと解釈するのが妥当であろう.
いずれにしても,わずかな所見から2年間で大きなⅡa+Ⅱc型胃癌へと進展した症例である.
座談会
胃癌の経過―症例を中心として
著者: 八尾恒良 , 奥田茂 , 小黒八七郎 , 竹添和英 , 福本四郎 , 中村恭一 , 下田忠和 , 芦沢真六 , 高田洋
ページ範囲:P.68 - P.85
芦沢 本日のテーマである胃癌の発育経過は,今年(1977年)春の消化器内視鏡学会総会で取り上げられたものです.その際,できるだけ皆さんに納得のいくような症例を集めることが先決であるということで,発表者の方々と数回にわたって,各症例についてそれこそ深夜に及ぶまでのリハーサルを行いました.そして少なくとも病像の解釈については大多数の方の同意の得られたもの,それを集めて学会に提示したわけです.
そしていろいろディスカッションをしておりますうちに,発展形式などについても皆さんの違った考え方がでてまいりました.それではそういうことは学会でやろうではないかということにしていたわけですが,学会ではそれだけの時間が持てませんでした.
資料
(1)胃癌の発育経過(集計)
著者: 芦沢真六 , 高田洋 , 阿部政直 , 奥田茂 , 小黒八七郎 , 群大裕 , 斉藤利彦 , 竹添和英 , 久道茂 , 細井董三 , 八尾恒良
ページ範囲:P.86 - P.88
本集計は第19回日本消化器内視鏡学会総会パネルディスカッション「胃癌の発育経過」の発表に際し各パネリストから提供され,慎重に論議され,その内視鏡所見についてほぼ合意に達した症例についてまとめたものである.
Fig. 1はこれら多くの症例をもとに形態の変化からみた胃癌の発育経過を模式化したシェーマである.この方面の研究者の従来の報告にみる如く想像されてはいたものの実際の症例として経験されなかったコースも実証されたと考える.太線で表現された経過は比較的多くみられたコースを示している.
(2)胃癌の大きさと時間との関係―いわゆる胃癌の成長曲線
著者: 中村恭一 , 芦沢真六 , 高田洋 , 小黒八七郎 , 福本四郎 , 星島説夫 , 田中弘道 , 山本貞寿 , 三好洋二 , 古城治彦 , 阿部政道 , 斉藤利彦 , 久道茂 , 白根昭男 , 竹添和英 , 高木国夫 , 加藤洋 , 郡大裕 , 竹田彬一 , 酉家進 , 奥田茂 , 今西清
ページ範囲:P.89 - P.93
「胃癌はそれが発生してから一般的に発見される大きさになるまで,どれ位の時間を経過しているのであろうか?」という問題があります.この問題に関して,結果的に逆追跡が可能であった症例については個々に知られていますが,胃癌の大きさと時間の関係はまだあまり一般化されていません.一方,「胃癌は時間の経過とともに大きくなって行く」という,われわれが常日頃経験している事実があります.つまり,癌の大きさ(S)と経過時間(t)とは比例関係にあるということです(S∝t).ここで,このことを前提として,胃癌の大きさと時間の関係の一般化を試みてみます.
1.胃癌の成長曲線を求める試み
一般化を試みるにあたって,まず第一に問題となることは,癌の大きさと時間との間にどのような関数を採用すべきかということです.癌の大きさと時間の関係を,癌細胞分裂という細胞水準から出発して考えますと,その関係は指数関数ということになります(2n-1).確かに,癌が大きくなるのは癌細胞分裂に原因するものです.しかしながら,人癌発生が細胞1コからはじまるのか,あるいは数コの細胞からはじまるのかは,未解決の問題です.また,癌が大きくなって行く過程には癌細胞の壊死,そして癌塊のびらん化,潰瘍化による癌の部分的脱落もあります.さらには,われわれは日常,癌の大きさを肉眼水準での面積あるいは体積で表現しています.したがって,癌の大きさと時間の関係を求める場合には,思考の出発点を細胞分裂という細胞水準におく指数関数を考慮する必要もないと思われます.思考の出発点を,肉眼水準での癌の大きさに置くのがより実際的であると思います.こうすれば,「正確とは,いたずらに尺度を細かくすることではなく目的とするものに基準をそろえることである」ということをも満足することになります.
研究
胃集検における偽陰性例の検討―モデル地区5年間の成績を中心にして
著者: 福本四郎 , 田中弘道
ページ範囲:P.95 - P.101
胃集団検診は今や全国的に普及し,方法論的には間接X線撮影法,被爆線量,能率面あるいは読影法など多岐にわたる検討がなされ,ほぼ確立された感さえある.そして,発見胃癌中に占める早期癌頻度の増加あるいは外来発見胃癌に比してその予後がすぐれている点など胃癌発見のみならず治療面からも胃集検の有用性は多くの報告者により立証されている.
しかし,多くの健康で無愁訴な集団を対象として,間接X線フィルムに描出される所見のみを唯一の情報としてスクリーニングを行う胃集検には,従来から見逃し例,見落し例あるいは誤診例などとして報告されているように偽陽性例,偽陰性例の存在することは十分予測されるところであり,X線技師を中心にパラメディカル従事者は最良の撮影像を得るべく努め,読影者はより正確な読影を心がけ,スクリーニング能向上に努力している現状であろう.
新しい酵素化学的アプローチによる胃粘膜腸上皮化生の特徴と胃癌との相互関係
著者: 中原國廣 , 友田博次 , 林逸郎 , 古澤元之助 , 安部宗顕 , 大町彰二郎 , 良永拓国 , 瀬尾洋介 , 嶺博之
ページ範囲:P.103 - P.112
胃粘膜腸上皮化生は,胃,十二指腸の各種疾患との関連において,とりわけ分化型腺癌発生の背景的因子としての可能性に関し興味がもたれており,また,実験動物胃癌の随伴病変として観察1)2)されるなど,胃癌との相互関係は重要視されている.しかし,両者の関係を論ずるには,胃癌はもちろん,とくに腸上皮化生の実態を十分に把握することが前提条件でなければならない.1883年,Kupfferが化生の存在を最初に報告3)して以来,今日まで腸上皮化生の実態の把握は,なお十分とは思えない.その原因の1つとして,化生の複雑な分布や酵素パターンが考えられるが,このような腸上皮化生について十分に理解するためには,従来のように病理形態学的研究方法だけにたよるのでは,一定の限界があるのは当然といえよう.そのために最近では,腸上皮化生の分布状態やその程度を正確に観察するために,酵素組織化学的研究方法が導入されてきた4)~7).化生の指標酵素の組織化学的呈色反応を利用して,化生の存在を肉眼的に観察する方法である.最近,著者はLeucine aminopeptidase(aminopeptidase(cytosol),EC3.4.11.1.)を指標としたいわゆるLAP染色法8)およびAlkaline phosphatase(EC3.1.3.1.)を指標とするALP染色法との重染色法を考案し報告した9)10).この新しいアプローチによって観察した胃粘膜腸上皮化生(以下化生と略)の特徴と癌病巣との相互関係を検討したので,若干の考察を加えて報告する.
追悼
弔辞
著者: 村上忠重
ページ範囲:P.113 - P.113
早期胃癌研究会が胃と腸の研究の推進において世界の学界をリードする瞠目に値する業績を誇りえたのは,その大きな原因の一つに中央・地方を問わず研究者層の厚みがあったことを信じて疑いません.
田中弘道博士は進取の眼識を以て学問の最新知識を積極的に摂取すると共に地域の医療の向上のために挺身され,啓蒙的指導的役割を果たされ研究者層の厚みを増すことに瘁捧されました,レントゲン診断と内視鏡診断の併用による診断技術の向上発展に大きな足跡を印し,熱心に後進を誘掖されました.その辛苦の御業績の一端は「図説 胃陥凹性病変の診断」の著書,及び「消化管内視鏡診断学大系」の第8巻「胃の良性腫瘍・その他の胃疾患」の編著として見事に結実致しております.また川井啓市博士と共著の英文版著書「Differential Diagnosis of Gastric Diseases」はこれを基にスペイン語版も併せ出版されて,日本の卓越した研究水準を海外にも啓蒙紹介する成果となりました.
田中弘道先生を悼む
著者: 芦沢真六
ページ範囲:P.114 - P.114
11月3日早朝,鳥取の福本四郎先生からの電話は,その日未明田中弘道先生が亡くなられたことを知らせるものであった.
夏過ぎ再入院されたと聞いた時には,昨年あれ程の大病を克服されたのだから何か一寸したことでも大事をとっての事だろう.きっとまた奈良の学会ではいつも乍らの楽しい語らいが出来るだろう位に考えていた.然しその後再手術の結果や初回の手術時の状況などが人伝てに伝わってくるにつれ,彼がもう逃れられない運命にだんだんと追い込まれているように思え,伝聞が間違いであってくれ,彼の事だからもう一度昨年の時の様に頑張り抜いてくれと遠くからただ祈るのみであった.
田中弘道先生を偲んで
著者: 川井啓市
ページ範囲:P.115 - P.115
先生とは本当に,いろいろと一緒に仕事をして来ましたね.消化器疾患の診断学に携わるにあたって,X線も内視鏡もともにある程度やっておかなければならない地方に育ったもの,という共通の基盤からでしょうか.また,たまたま設立された早期胃癌研究会や,「胃と腸」の編集委員会を通して実に交流が多かったと思います.
その中で一番思い出深いのは,医学書院から出版した「図説 胃疾患の診断」,正確にいえば先生のは「図説 胃陥凹性病変の診断」とそれに続いて出版された2人の合本による「Diffrential Diagnosis of Gastric Diseases」ですが,2人とも初めての出版とあって張り切ったものでした.
お別れのことば
著者: 相馬智
ページ範囲:P.116 - P.116
弘道さん
生前親しく呼び馴れた弘道さんと呼ぶことをどうかお許し下さい.
弘道さん何故こんなに急いで逝くのですか,余りにも早くそして余りにも短かく世を去ってしまうんでしょうか.
田中弘道先生を偲んで
著者: 福本四郎
ページ範囲:P.117 - P.117
昭和52年11月3日,われらが田中弘道先生は自らの誕生日を黄泉への旅立ちの日とされ,不帰の人となられました.
生者必滅,会者定離のことわりとはいえ,50歳とはあまりにも若く,この世の冷酷,無情を唯々悲しみ,茫然自失の思いであります.
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欧文目次 フリーアクセス
ページ範囲:P.7 - P.7
書評「PO内科診断マニュアル」 フリーアクセス
著者: 堀原一
ページ範囲:P.102 - P.102
私ども筑波大学では第4学年の医学生に昭和52年4月から6力年の医学教育のPhase Ⅳとして臨床入門―症候・診断・治療・予防コースが始まっている.昭和48年の開学前から医学教育を問題指向・問題解決の統一した方向で行なうため,各学問分野個々の積み上げでなくて統合する(integrate)というカリキュラムを貫いて来た.
いわゆる基礎医学と病態生理をPhaseⅡの細胞生物学とPhaseⅢの人間生物学(個体・集団)というカリキュラムでカバーし,後者では循環,呼吸,消化,神経・感覚など主として機能系に分けた問題(problem)から入り,さらにそのなかで具体的な問題を細胞レベルから器官,系統,個体,人間集団,社会・生態系レベルまでの視点からとり上げてユニットとし,そこに各学問分野が組み合わされて出て来るという構成である.人間個体生物学の最後の問題を発病および生体反応とし,個体全体の問題のintegrationをはかっている.
編集後記 フリーアクセス
著者: 高田洋
ページ範囲:P.118 - P.118
最近におけるX線並びに内視鏡診断の進歩は著しく,微細病変の診断能も向上し,さらに生検の普及により微小胃癌の発見症例の報告も次第に数多くなっている.こうした事実は胃癌の診断学の進歩として高く評価されてよい.しかし一方,癌がより早期に診断され切除されるため,癌の発育進展,換言すれば胃癌の一生のうちのある長い期間を同一症例において観察出来る例は特殊な場合を除いては少なくなって来つつあり,今後ますますその傾向は強くなると思われる.したがって現在こそ胃癌の発育進展の問題を,推定の域から脱して正確な資料にうらづけられた実例によって判断し検討するための残された僅かなチャンスと考えられる.
本号では胃癌の経時的な粘膜変化を幾つかのパターンに分けて症例が提示されたが,しかしこれだけで,異なった個体に発生し種々な進展を示す胃癌の発育経過の全てが解明されたわけではない.さらに間隔を短縮し観察期間を延長すればさらに違ったコースが見られるかも知れない.胃癌の発育経過のうちさらに早期の粘膜像の変化,polypectomyやbiopsyを駆使してのminute cancerの動向,ポリープ・潰瘍・異型上皮巣の癌化の問題,スキルスの発育経過など胃癌の発生並びに発育,さらに癌の生物学的特性や生体例の諸因子など癌の発育に関連した多くの要因の解明も今後に残された問題である.
基本情報
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50巻13号(2015年12月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の取り扱い
50巻12号(2015年11月発行)
今月の主題 胃底腺型胃癌
50巻11号(2015年10月発行)
今月の主題 血管炎による消化管病変
50巻10号(2015年9月発行)
今月の主題 狭窄を来す大腸疾患─診断のプロセスを含めて
50巻9号(2015年8月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌
50巻8号(2015年7月発行)
今月の主題 胃がん検診に未来はあるのか
50巻7号(2015年6月発行)
今月の主題 診断困難な炎症性腸疾患
50巻6号(2015年5月発行)
今月の主題 知っておきたいまれな胃疾患
50巻5号(2015年5月発行)
増刊号 早期消化管癌の深達度診断 2015
50巻4号(2015年4月発行)
今月の主題 早期大腸癌内視鏡治療後の中・長期経過
50巻3号(2015年3月発行)
今月の主題 胃癌範囲診断における拡大観察のピットフォール
50巻2号(2015年2月発行)
今月の主題 食道のびらん・潰瘍性病変
50巻1号(2015年1月発行)
今月の主題 消化管早期癌診断学の時代変遷─50年の歩みと展望
49巻13号(2014年12月発行)
今月の主題 胃の腺腫─診断と治療方針
49巻12号(2014年11月発行)
今月の主題 大腸LSTの診断と意義—拡大内視鏡を中心に
49巻11号(2014年10月発行)
今月の主題 胃癌ESD適応拡大病変の経過と予後
49巻10号(2014年9月発行)
今月の主題 colitic cancerの初期病変─遡及例の検討を含めて
49巻9号(2014年8月発行)
今月の主題 小腸潰瘍の鑑別診断
49巻8号(2014年7月発行)
今月の主題 表面型表層拡大型食道癌の診断と治療戦略
49巻7号(2014年6月発行)
今月の主題 大腸T1(SM)癌に対する内視鏡治療の適応拡大
49巻6号(2014年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori陰性胃癌
49巻5号(2014年5月発行)
増刊号 消化管悪性リンパ腫2014
49巻4号(2014年4月発行)
今月の主題 虫垂病変のすべて―非腫瘍から腫瘍まで
49巻3号(2014年3月発行)
今月の主題 消化管アミロイドーシスを見直す
49巻2号(2014年2月発行)
今月の主題 日本食道学会拡大内視鏡分類
49巻1号(2014年1月発行)
今月の主題 ESD時代の早期胃癌深達度診断
48巻13号(2013年12月発行)
今月の主題 好酸球性消化管疾患の概念と取り扱い
48巻12号(2013年11月発行)
今月の主題 虚血性腸病変
48巻11号(2013年10月発行)
今月の主題 組織混在型粘膜内胃癌の診断
48巻10号(2013年9月発行)
今月の主題 小腸の悪性腫瘍
48巻9号(2013年8月発行)
今月の主題 食道表在癌治療の最先端
48巻8号(2013年7月発行)
今月の主題 非腫瘍性大腸ポリープのすべて
48巻7号(2013年6月発行)
今月の主題 消化管内分泌細胞腫瘍の診断と治療―WHO分類との対比
48巻6号(2013年5月発行)
今月の主題 微小胃癌の診断限界に迫る
48巻5号(2013年5月発行)
特集 炎症性腸疾患 2013
48巻4号(2013年4月発行)
今月の主題 カプセル内視鏡の現状と展望
48巻3号(2013年3月発行)
今月の主題 隆起型食道癌の特徴と鑑別診断
48巻2号(2013年2月発行)
今月の主題 大腸ESDの適応と実際
48巻1号(2013年1月発行)
今月の主題 潰瘍合併早期胃癌の診断と治療
47巻13号(2012年12月発行)
今月の主題 右側大腸腫瘍の臨床病理学的特徴
47巻12号(2012年11月発行)
今月の主題 高齢者消化管疾患の特徴
47巻11号(2012年10月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の胃癌
47巻10号(2012年9月発行)
今月の主題 難治性Crohn病の特徴と治療戦略
47巻9号(2012年8月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展─初期浸潤の病態と診断
47巻8号(2012年7月発行)
今月の主題 胃ポリープの意義と鑑別
47巻7号(2012年6月発行)
今月の主題 大腸憩室疾患
47巻6号(2012年5月発行)
今月の主題 経鼻内視鏡によるスクリーニング
47巻5号(2012年5月発行)
特集 図説 胃と腸用語集2012
47巻4号(2012年4月発行)
今月の主題 消化管EUS診断の現状と新たな展開
47巻3号(2012年3月発行)
今月の主題 咽頭・頸部食道癌の鑑別診断
47巻2号(2012年2月発行)
今月の主題 改訂された胃生検Group分類の現状
47巻1号(2012年1月発行)
今月の主題 腸管三次元CT診断の現状
46巻13号(2011年12月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎─診療・治療の新たな展開
46巻12号(2011年11月発行)
今月の主題 Barrett食道癌の診断
46巻11号(2011年10月発行)
今月の主題 十二指腸の腫瘍性病変
46巻10号(2011年9月発行)
今月の主題 大腸SM癌に対する内視鏡治療の適応拡大
46巻9号(2011年8月発行)
今月の主題 若年者の胃・十二指腸病変の特徴
46巻8号(2011年7月発行)
今月の主題 食道の炎症性疾患
46巻7号(2011年6月発行)
今月の主題 腸管Behçet病と単純性潰瘍─診断と治療の進歩
46巻6号(2011年5月発行)
今月の主題 胃腫瘍の拡大内視鏡診断
46巻5号(2011年5月発行)
特集 食道表在癌2011
46巻4号(2011年4月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変と癌化
46巻3号(2011年3月発行)
今月の主題 免疫不全状態における消化管病変
46巻2号(2011年2月発行)
今月の主題 NSAID起因性小腸病変
46巻1号(2011年1月発行)
今月の主題 多発胃癌─最新の知見を含めて
45巻14号(2010年12月発行)
第41巻~第45巻 総索引 2006年~2010年(平成18年~平成22年)
45巻13号(2010年12月発行)
今月の主題 遺伝性消化管疾患の特徴と長期経過
45巻12号(2010年11月発行)
今月の主題 特殊型胃癌の病理像と臨床的特徴
45巻11号(2010年10月発行)
今月の主題 大腸低分化腺癌の初期像とその進展
45巻10号(2010年9月発行)
今月の主題 Crohn病小腸病変に対する診断と治療の進歩
45巻9号(2010年8月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度診断
45巻8号(2010年7月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断─最新の知見を含めて
45巻7号(2010年6月発行)
今月の主題 低異型度分化型胃癌の診断
45巻6号(2010年5月発行)
今月の主題 側方発育型大腸腫瘍(laterally spreading tumor ; LST)─分類と意義
45巻5号(2010年4月発行)
特集 早期大腸癌2010
45巻4号(2010年4月発行)
今月の主題 スキルス胃癌と鑑別を要する疾患
45巻3号(2010年3月発行)
今月の主題 出血性小腸疾患─内視鏡診断・治療の最前線
45巻2号(2010年2月発行)
今月の主題 中・下咽頭表在癌の診断と治療
45巻1号(2010年1月発行)
今月の主題 早期胃癌のIIb進展範囲診断
44巻13号(2009年12月発行)
今月の主題 collagenous colitisの現況と新知見
44巻12号(2009年11月発行)
今月の主題 消化管癌の化学・放射線療法の効果判定と問題点
44巻11号(2009年10月発行)
今月の主題 食道小扁平上皮癌の診断
44巻10号(2009年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の初期病変とその進展・経過
44巻9号(2009年8月発行)
今月の主題 背景粘膜からみた胃癌ハイリスクグループ
44巻8号(2009年7月発行)
今月の主題 大腸SM癌内視鏡治療の根治基準をめぐって─病理診断の問題点と予後
44巻7号(2009年6月発行)
今月の主題 食道胃接合部腺癌の診断
44巻6号(2009年5月発行)
今月の主題 小腸疾患─小病変の診断と治療の進歩
44巻5号(2009年4月発行)
今月の主題 癌や炎症と鑑別が困難な消化管悪性リンパ腫
44巻4号(2009年4月発行)
特集 早期胃癌2009
44巻3号(2009年3月発行)
今月の主題 食道扁平上皮癌に対するESDの適応と実際
44巻2号(2009年2月発行)
今月の主題 特発性腸間膜静脈硬化症(idiopathic mesenteric phlebosclerosis)―概念と臨床的取り扱い
44巻1号(2009年1月発行)
今月の主題 未分化型胃粘膜内癌のESD―適応拡大の可能性
43巻13号(2008年12月発行)
今月の主題 大腸癌の発生・発育進展
43巻12号(2008年11月発行)
今月の主題 早期胃癌発育の新たな分析─内視鏡経過例の遡及的検討から
43巻11号(2008年10月発行)
今月の主題 感染性腸炎─最近の動向と知見
43巻10号(2008年9月発行)
今月の主題 早期食道癌の診断─最近の進歩
43巻9号(2008年8月発行)
今月の主題 colitic cancer/dysplasiaの早期診断─病理組織診断の問題点も含めて
43巻8号(2008年7月発行)
今月の主題 胃癌に対する内視鏡スクリーニングの現状と将来
43巻7号(2008年6月発行)
今月の主題 消化管follicular lymphoma―診断と治療戦略
43巻6号(2008年5月発行)
今月の主題 大腸の新しい画像診断
43巻5号(2008年4月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌―病態と診断・治療の最前線
43巻4号(2008年4月発行)
特集 小腸疾患2008
43巻3号(2008年3月発行)
今月の主題 まれな食道良性腫瘍および腫瘍様病変
43巻2号(2008年2月発行)
今月の主題 消化管GIST―診断・治療の新展開
43巻1号(2008年1月発行)
今月の主題 早期胃癌ESD―適応拡大を求めて
42巻13号(2007年12月発行)
今月の主題 新しい治療による炎症性腸疾患(IBD)の経過―粘膜治癒を中心に
42巻12号(2007年11月発行)
今月の主題 非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)起因性消化管病変
42巻11号(2007年10月発行)
今月の主題 ESD時代における未分化型混在早期胃癌の取り扱い
42巻10号(2007年9月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡切除後のサーベイランスに向けて
42巻9号(2007年8月発行)
今月の主題 食道表在癌内視鏡切除後の長期成績
42巻8号(2007年7月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌無効例の特徴と治療戦略
42巻7号(2007年6月発行)
今月の主題 大腸ESDの現況と将来展望
42巻6号(2007年5月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriと胃癌
42巻5号(2007年4月発行)
特集 消化管の拡大内視鏡観察2007
42巻4号(2007年4月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患(IBD)の上部消化管病変
42巻3号(2007年3月発行)
今月の主題 大腸鋸歯状病変の発育進展と診断・取り扱い
42巻2号(2007年2月発行)
今月の主題 食道扁平上皮dysplasia―診断と取り扱いをめぐって
42巻1号(2007年1月発行)
今月の主題 胃分化型SM1癌の診断―垂直浸潤500μm
41巻13号(2006年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡診断の最先端
41巻12号(2006年11月発行)
今月の主題 小腸疾患診療の新たな展開
41巻11号(2006年10月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDと腹腔鏡下手術の接点
41巻10号(2006年9月発行)
・sm癌の最新の診断と治療戦略
41巻9号(2006年8月発行)
今月の主題 通常内視鏡による大腸sm癌の深達度診断 垂直侵潤距離1,000μm術前診断の現状
41巻8号(2006年7月発行)
今月の主題 転移陽性胃粘膜内癌の特徴と取り扱い
41巻7号(2006年6月発行)
今月の主題 Helicobacter pyloriに起因しないとされる良性胃粘膜病変
41巻6号(2006年5月発行)
今月の主題 非定型的炎症性腸疾患―診断と経過
41巻5号(2006年4月発行)
今月の主題 陥凹性小胃癌の診断―基本から最先端まで
41巻4号(2006年4月発行)
特集 消化管内視鏡治療2006
41巻3号(2006年3月発行)
今月の主題 腸管悪性リンパ腫―最近の知見
41巻2号(2006年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の内視鏡診断―最近の進歩
41巻1号(2006年1月発行)
今月の主題 早期胃癌に対するESDの適応の現状と今後の展望
40巻13号(2005年12月発行)
今月の主題 いわゆる側方発育型大腸腫瘍の治療法を問う
40巻12号(2005年11月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の異時性多発を考える
40巻11号(2005年10月発行)
今月の主題 小腸内視鏡検査法の進歩
40巻10号(2005年9月発行)
今月の主題 難治性潰瘍性大腸炎―診断と治療の新知見
40巻9号(2005年8月発行)
今月の主題 表在性の中・下咽頭癌
40巻8号(2005年7月発行)
今月の主題 免疫異常と消化管病変
40巻7号(2005年6月発行)
今月の主題 胃癌化学療法の進歩と課題
40巻6号(2005年5月発行)
今月の主題 Crohn病の初期病変―診断と長期経過
40巻4号(2005年4月発行)
特集 消化管の出血性疾患2005
40巻5号(2005年4月発行)
今月の主題 切開・剥離法(ESD)時代の胃癌術前診断
40巻3号(2005年3月発行)
今月の主題 特殊組織型の食道癌
40巻2号(2005年2月発行)
今月の主題 大腸カルチノイド腫瘍 転移例と非転移例の比較を中心に
40巻1号(2005年1月発行)
今月の主題 胃癌の時代的変遷と将来展望
39巻13号(2004年12月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡治療後の長期経過
39巻12号(2004年11月発行)
今月の主題 消化管の画像診断―21世紀の展開
39巻11号(2004年10月発行)
今月の主題 胃生検診断の意義 Group分類を考える
39巻10号(2004年9月発行)
今月の主題 大腸sm癌の深達度診断―垂直浸潤1,000μm
39巻9号(2004年8月発行)
今月の主題 Barrett食道癌―表在癌の境界・深達度診断
39巻8号(2004年7月発行)
今月の主題 家族性大腸腺腫症―最近の話題
39巻7号(2004年6月発行)
今月の主題 胃癌術後の残胃癌
39巻6号(2004年5月発行)
今月の主題 深達度診断を迷わせる食道表在癌―その原因と画像の特徴
39巻5号(2004年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍に対する拡大内視鏡観察―V型pit pattern診断の問題点
39巻4号(2004年4月発行)
特集 消化管の粘膜下腫瘍 2004
39巻3号(2004年3月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―除菌治療後の経過と予後
39巻2号(2004年2月発行)
今月の主題 Crohn病経過例における新しい治療の位置づけ
39巻1号(2004年1月発行)
今月の主題 最新の早期胃癌EMR―切開・剥離法
38巻13号(2003年12月発行)
今月の主題 消化管への転移性腫瘍
38巻12号(2003年11月発行)
今月の主題 上部消化管拡大観察の意義
38巻11号(2003年10月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の形態を示した消化管癌
38巻10号(2003年9月発行)
今月の主題 胃腺腫の診断と治療方針
38巻9号(2003年8月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変の鑑別診断
38巻8号(2003年7月発行)
今月の主題 経過観察からみた大腸癌の発育・進展sm癌を中心に
38巻7号(2003年6月発行)
今月の主題 消化管の炎症性疾患診断におけるX線検査の有用性
38巻6号(2003年5月発行)
今月の主題 消化管腫瘍診断におけるX線検査の有用性
38巻5号(2003年4月発行)
今月の主題 胃型早期胃癌の病理学的特徴と臨床像―分化型癌を中心に
38巻4号(2003年4月発行)
特集 全身性疾患と消化管病変
38巻3号(2003年3月発行)
今月の主題 食道癌と他臓器重複癌―EMR時代を迎えて
38巻2号(2003年2月発行)
今月の主題 腸型Behçet病と単純性潰瘍の長期経過
38巻1号(2003年1月発行)
今月の主題 胃癌―診断と治療の最先端
37巻13号(2002年12月発行)
今月の主題 胃癌と鑑別を要する炎症性疾患
37巻12号(2002年11月発行)
今月の主題 Ⅰp・Ⅰsp型大腸sm癌
37巻11号(2002年10月発行)
今月の主題 消化管のvirtual endoscopy
37巻10号(2002年9月発行)
今月の主題 食道sm癌の再評価―食道温存治療の可能性を求めて
37巻9号(2002年8月発行)
今月の主題 胃粘膜内癌EMRの適応拡大と限界
37巻8号(2002年7月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(2)潰瘍性大腸炎以外
37巻7号(2002年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患と腫瘍(1)潰瘍性大腸炎
37巻6号(2002年5月発行)
今月の主題 十二指腸の非腫瘍性びまん性病変
37巻5号(2002年4月発行)
今月の主題 cap polyposisと粘膜脱症候群
37巻4号(2002年3月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌に伴う問題点
37巻3号(2002年2月発行)
特集 消化管感染症2002
37巻2号(2002年2月発行)
今月の主題 4型大腸癌とその鑑別診断
37巻1号(2002年1月発行)
今月の主題 食道m3・sm1癌の診断と遠隔成績
36巻13号(2001年12月発行)
今月の主題 早期胃癌診療の実態と問題点
36巻12号(2001年11月発行)
今月の主題 十二指腸の小病変
36巻11号(2001年10月発行)
今月の主題 sm massive以深に浸潤した10mm以下の大腸癌
36巻10号(2001年9月発行)
今月の主題 縮小治療のための胃癌の粘膜内浸潤範囲診断
36巻9号(2001年8月発行)
今月の主題 GIST(gastrointestinal stromal tumor)―概念と臨床的取り扱い
36巻8号(2001年7月発行)
今月の主題 多発食道癌
36巻7号(2001年6月発行)
今月の主題 小腸腫瘍―分類と画像所見
36巻6号(2001年5月発行)
今月の主題 早期大腸癌の深達度診断にEUSと拡大内視鏡は必要か
36巻5号(2001年4月発行)
今月の主題 早期の食道胃接合部癌
36巻4号(2001年3月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎診断基準の問題点
36巻3号(2001年2月発行)
特集 消化管癌の深達度診断
36巻2号(2001年2月発行)
今月の主題 Crohn病診断基準の問題点
36巻1号(2001年1月発行)
今月の主題 表層型胃悪性リンパ腫の鑑別診断―治療法選択のために
35巻13号(2000年12月発行)
今月の主題 21世紀への消化管画像診断学―歩みと展望
35巻12号(2000年11月発行)
今月の主題 早期大腸癌肉眼分類―統一をめざして
35巻11号(2000年10月発行)
今月の主題 胃カルチノイド―新しい考え方
35巻10号(2000年9月発行)
今月の主題 食道アカラシア
35巻9号(2000年8月発行)
今月の主題 薬剤性腸炎―最近の話題
35巻8号(2000年7月発行)
今月の主題 多発大腸癌
35巻7号(2000年6月発行)
今月の主題 胃の“pre-linitis plastica”型癌
35巻6号(2000年5月発行)
今月の主題 腸管の血管性病変―限局性腫瘍状病変を中心に
35巻5号(2000年4月発行)
今月の主題 Helicobacter pylori除菌後の消化性潰瘍の経過―3年以上の症例を中心に
35巻4号(2000年3月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―初期病巣から粘膜下層癌へ
35巻3号(2000年2月発行)
特集 消化管ポリポーシス2000
35巻2号(2000年2月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患における生検の役割
35巻1号(2000年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の基本所見とピットフォール
34巻13号(1999年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の内視鏡診断は病理診断にどこまで近づくか
34巻12号(1999年11月発行)
今月の主題 胃癌診断における生検の現状と問題点
34巻11号(1999年10月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫―Helicobacter pylori除菌後の経過
34巻10号(1999年9月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過―10年以上の症例を中心に
34巻9号(1999年8月発行)
今月の主題 早期胃癌のEUS診断
34巻8号(1999年7月発行)
今月の主題 逆流性食道炎―分類・診断・治療
34巻7号(1999年6月発行)
今月の主題 AIDSとATLの消化管病変
34巻6号(1999年5月発行)
今月の主題 大腸sm癌の内視鏡的切除をめぐって
34巻5号(1999年4月発行)
今月の主題 大腸腫瘍内視鏡的切除後の局所再発―腺腫・m癌を中心に
34巻4号(1999年3月発行)
今月の主題 胃型の分化型胃癌―病理診断とその特徴
34巻3号(1999年2月発行)
特集 消化管の画像診断―US,CT,MRIの役割
34巻2号(1999年2月発行)
今月の主題 Barrett上皮と食道腺癌
34巻1号(1999年1月発行)
今月の主題 Ⅱ型早期大腸癌肉眼分類の問題点
33巻13号(1998年12月発行)
今月の主題 胃癌EMR後の遺残再発―診断と治療
33巻12号(1998年11月発行)
今月の主題 胃癌EMRの完全切除の判定基準を求めて
33巻11号(1998年10月発行)
今月の主題 早期大腸癌の組織診断―諸問題は解決されたか
33巻10号(1998年9月発行)
今月の主題 腸管子宮内膜症
33巻9号(1998年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の話題
33巻8号(1998年7月発行)
今月の主題 胃炎―Sydney SystemとHelicobacter pylori
33巻7号(1998年6月発行)
食道癌
33巻6号(1998年5月発行)
今月の主題 鋸歯状腺腫(serrated adenoma)とその周辺
33巻5号(1998年4月発行)
今月の主題 大腸疾患の診断に注腸X線検査は必要か
33巻4号(1998年3月発行)
今月の主題 胃癌の診断にX線検査は不要か
33巻3号(1998年2月発行)
特集 消化管悪性リンパ腫1998
33巻2号(1998年2月発行)
今月の主題 消化管病変の三次元画像診断―現状と展望
33巻1号(1998年1月発行)
今月の主題 「胃と腸」33年間の歩みからみた早期癌
32巻13号(1997年12月発行)
との鑑別を中心に
32巻12号(1997年11月発行)
今月の主題 腺領域からみた胃病変
32巻11号(1997年10月発行)
今月の主題 Is型大腸sm癌を考える
32巻10号(1997年9月発行)
今月の主題 早期食道癌―X線診断の進歩
32巻9号(1997年8月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (2)癌以外の病変
32巻8号(1997年7月発行)
今月の主題 胃噴門部領域の病変 (1)癌
32巻7号(1997年6月発行)
今月の主題 感染性腸炎(腸結核を除く)
32巻6号(1997年5月発行)
今月の主題 早期胃癌から進行癌への進展
32巻5号(1997年4月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍様の食道表在癌
32巻4号(1997年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫症―最近の知見
32巻3号(1997年2月発行)
特集 炎症性腸疾患1997
32巻2号(1997年2月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌―縮小手術をめざして
32巻1号(1997年1月発行)
今月の主題 胃sm癌の細分類―治療法選択の指標として
31巻13号(1996年12月発行)
今月の主題 大腸腫瘍の自然史
31巻12号(1996年11月発行)
今月の主題 未分化型小胃癌はなぜ少ないか
31巻11号(1996年10月発行)
今月の主題 微細表面構造からみた大腸腫瘍の診断
31巻10号(1996年9月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除後の経過
31巻9号(1996年8月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的粘膜切除―適応拡大をめぐる問題点
31巻8号(1996年7月発行)
今月の主題 Helicobacter Pyloriと胃リンパ腫
31巻7号(1996年6月発行)
今月の主題 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)
31巻6号(1996年5月発行)
今月の主題 食道dysplasia―経過観察例の検討
31巻5号(1996年4月発行)
今月の主題 表層拡大型早期胃癌
31巻4号(1996年3月発行)
今月の主題 新しいCrohn病診断基準(案)
31巻3号(1996年2月発行)
特集 図説 形態用語の使い方・使われ方
31巻2号(1996年2月発行)
今月の主題 いわゆる表層拡大型大腸腫瘍とは
31巻1号(1996年1月発行)
今月の主題 胃MALTリンパ腫
30巻13号(1995年12月発行)
今月の主題 小腸画像診断の新しい展開
30巻12号(1995年11月発行)
今月の主題 大腸腺腫の診断と取り扱い
30巻11号(1995年10月発行)
今月の主題 食道表在癌の発育進展―症例から学ぶ
30巻10号(1995年9月発行)
今月の主題 微小胃癌
30巻9号(1995年8月発行)
今月の主題 胃の平滑筋腫と平滑筋肉腫―新しい視点を求めて
30巻8号(1995年7月発行)
今月の主題 表層拡大型食道表在癌
30巻7号(1995年6月発行)
今月の主題 大腸の悪性リンパ腫
30巻6号(1995年5月発行)
今月の主題 粘膜下腫瘍の形態を示した胃癌
30巻5号(1995年4月発行)
今月の主題 colitic cancer―微細診断をめざして
30巻4号(1995年3月発行)
今月の主題 腸結核
30巻3号(1995年2月発行)
特集 早期食道癌1995
30巻2号(1995年2月発行)
今月の主題 表面型大腸癌の発育と経過
30巻1号(1995年1月発行)
今月の主題 胃癌の診断と治療―最近の動向
29巻13号(1994年12月発行)
今月の主題 上部消化管病変の特徴からみた全身性疾患
29巻12号(1994年11月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその臨床
29巻11号(1994年10月発行)
今月の主題 大腸sm癌の細分類とその意義
29巻10号(1994年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の分化型癌
29巻9号(1994年8月発行)
今月の主題 食道のヨード不染帯
29巻8号(1994年7月発行)
今月の主題 胆管癌の画像と病理
29巻7号(1994年6月発行)
今月の主題 多発胃癌
29巻6号(1994年5月発行)
今月の主題 アフタ様病変のみのCrohn病
29巻5号(1994年4月発行)
今月の主題 大腸Crohn病―非定型例の診断を中心に
29巻4号(1994年3月発行)
今月の主題 食道粘膜癌―新しい病型分類とその診断
29巻3号(1994年2月発行)
特集 早期大腸癌1994
29巻2号(1994年2月発行)
今月の主題 胃良・悪性境界病変の生検診断と治療方針
29巻1号(1994年1月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍―肉眼分類を考える
28巻13号(1993年12月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的根治切除―適応拡大の可能性と限界を探る
28巻12号(1993年11月発行)
今月の主題 消化管ポリポーシス―最近の知見
28巻11号(1993年10月発行)
今月の主題 大腸癌の深達度診断
28巻10号(1993年9月発行)
今月の主題 胃悪性リンパ腫―診断の変遷
28巻9号(1993年8月発行)
今月の主題 虚血性腸病変の新しい捉え方
28巻8号(1993年7月発行)
今月の主題 大腸癌存在診断の実態―m癌を除く
28巻7号(1993年6月発行)
今月の主題 十二指腸腫瘍
28巻6号(1993年5月発行)
今月の主題 大腸腫瘍切除後の経過追跡
28巻5号(1993年4月発行)
今月の主題 腸管アフタ様病変
28巻4号(1993年3月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(2)臨床経過と難治化の要因
28巻3号(1993年2月発行)
特集 早期胃癌1993
28巻2号(1993年2月発行)
今月の主題 内視鏡的食道粘膜切除術
28巻1号(1993年1月発行)
今月の主題 胃癌は変わったか―その時代的変遷
27巻12号(1992年12月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍(1)治癒予測を中心に
27巻11号(1992年11月発行)
今月の主題 大腸pm癌
27巻10号(1992年10月発行)
今月の主題 胃癌の深達度診断mとsmの鑑別―内視鏡的治療のために
27巻9号(1992年9月発行)
今月の主題 逆流性食道炎を見直す
27巻8号(1992年8月発行)
今月の主題 表面型大腸腫瘍の臨床診断の諸問題
27巻7号(1992年7月発行)
今月の主題 出血を来した小腸病変の画像診断
27巻6号(1992年6月発行)
今月の主題 早期大腸癌の病理診断の諸問題―小病変の診断を中心に
27巻5号(1992年5月発行)
今月の主題 linitis plastica型胃癌診断の現状
27巻4号(1992年4月発行)
今月の主題 大腸のいわゆる結節集簇様病変
27巻3号(1992年3月発行)
今月の主題 腸型Behçet病・simple ulcerの経過
27巻2号(1992年2月発行)
今月の主題 食道表在癌の深達度を読む
27巻1号(1992年1月発行)
今月の主題 胃癌の自然史を追う―経過追跡症例から
26巻12号(1991年12月発行)
今月の主題 集検発見胃癌の特徴
26巻11号(1991年11月発行)
今月の主題 膠原病と腸病変
26巻10号(1991年10月発行)
今月の主題 胃癌の組織型分類とその臨床的意義
26巻9号(1991年9月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌の診断に迫る―潰瘍の良・悪性の鑑別
26巻8号(1991年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌の治療
26巻7号(1991年7月発行)
今月の主題 大腸sm癌の診断
26巻6号(1991年6月発行)
今月の主題 Crohn病の長期経過
26巻5号(1991年5月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎の長期経過
26巻4号(1991年4月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(2)―内視鏡的根治切除の評価
26巻3号(1991年3月発行)
今月の主題 早期胃癌の内視鏡的切除(1)―根治を目的として
26巻2号(1991年2月発行)
今月の主題 食道“dysplasia”の存在を問う
26巻1号(1991年1月発行)
今月の主題 早期胃癌―診断の基本と方法
25巻12号(1990年12月発行)
今月の主題 早期胃癌類似進行癌の診断
25巻11号(1990年11月発行)
今月の主題 直腸のいわゆる粘膜脱症候群
25巻10号(1990年10月発行)
今月の主題 中垂腫瘤
25巻9号(1990年9月発行)
今月の主題 早期食道癌を問う
25巻8号(1990年8月発行)
今月の主題 臨床経過からみた胃生検の問題点
25巻7号(1990年7月発行)
今月の主題 小さな表面型(Ⅱ型)大腸上皮性腫瘍
25巻6号(1990年6月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(2)―大腸病変を中心に
25巻5号(1990年5月発行)
今月の主題 炎症性腸疾患の鑑別診断(1)―小腸・回盲部病変を中心に
25巻4号(1990年4月発行)
今月の主題 Barrett食道
25巻3号(1990年3月発行)
今月の主題 胃癌の切除範囲をどう決めるのか
25巻2号(1990年2月発行)
今月の主題 膵囊胞性疾患―動態診断の基礎と臨床
25巻1号(1990年1月発行)
今月の主題 上部消化管X線検査の現状の反省と将来―検査モデルを求めて
24巻12号(1989年12月発行)
今月の主題 小さな未分化型胃癌―分化型と比較して
24巻11号(1989年11月発行)
今月の主題 いわゆる“十二指腸炎”の諸問題
24巻10号(1989年10月発行)
今月の主題 分類困難な腸の炎症性疾患
24巻9号(1989年9月発行)
今月の主題 胃粘膜下腫瘍の診断―現況と進歩
24巻8号(1989年8月発行)
今月の主題 腸のカルチノイド
24巻7号(1989年7月発行)
今月の主題 胆道疾患の非手術的治療の進歩
24巻6号(1989年6月発行)
今月の主題 急性胃粘膜病変(AGML)
24巻5号(1989年5月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(2)
24巻4号(1989年4月発行)
今月の主題 胃・十二指腸出血の非手術的治療
24巻3号(1989年3月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(2)
24巻2号(1989年2月発行)
今月の主題 大腸腺腫と癌(1)
24巻1号(1989年1月発行)
今月の主題 噴門部陥凹型早期胃癌の診断
23巻12号(1988年12月発行)
今月の主題 腸管の悪性リンパ腫(1)
23巻11号(1988年11月発行)
今月の主題 食道癌の発育進展―逆追跡症例を中心に
23巻10号(1988年10月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部癌
23巻9号(1988年9月発行)
今月の主題 大腸内視鏡検査法―手技を中心として
23巻8号(1988年8月発行)
今月の主題 小さな膵癌―小病変の鑑別診断をめぐって
23巻7号(1988年7月発行)
今月の主題 微小胃癌診断―10年の進歩
23巻6号(1988年6月発行)
今月の主題 びまん浸潤型大腸癌と転移性大腸癌
23巻5号(1988年5月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍と超音波内視鏡
23巻4号(1988年4月発行)
今月の主題 内視鏡的胃粘膜切除の臨床―ジャンボ・バイオプシーをめぐって
23巻3号(1988年3月発行)
今月の主題 消化管形態診断の将来はどうあるべきか
23巻2号(1988年2月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(2)
23巻1号(1988年1月発行)
今月の主題 X線・内視鏡所見と切除標本・病理所見との対比(胃)
22巻12号(1987年12月発行)
今月の主題 早期食道癌の問題点
22巻11号(1987年11月発行)
今月の主題 消化管のアミロイドーシス(1)
22巻10号(1987年10月発行)
今月の主題 胃のDieulafoy潰瘍
22巻9号(1987年9月発行)
今月の主題 胃底腺領域の癌―Ⅱcを中心として
22巻8号(1987年8月発行)
今月の主題 陥凹型早期大腸癌
22巻7号(1987年7月発行)
今月の主題 腸結核と癌
22巻6号(1987年6月発行)
今月の主題 胃の腺腫とは―現状と問題点
22巻5号(1987年5月発行)
今月の主題 胆囊癌の診断―発育進展を中心に
22巻4号(1987年4月発行)
今月の主題 小さな大腸癌―早期診断のために
22巻3号(1987年3月発行)
今月の主題 直腸・肛門部病変の新しい診かた
22巻2号(1987年2月発行)
今月の主題 陥凹型早期胃癌の深達度診断
22巻1号(1987年1月発行)
今月の主題 電子スコープの現況
21巻12号(1986年12月発行)
今月の主題 大腸のvillous tumor
21巻11号(1986年11月発行)
今月の主題 消化性潰瘍のトピックス(2)―胃粘膜防御機構を中心に
21巻10号(1986年10月発行)
受容体拮抗薬のもたらした諸問題
21巻9号(1986年9月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎と大腸癌
21巻8号(1986年8月発行)
今月の主題 胃癌肉眼分類の問題点―進行癌を中心として
21巻7号(1986年7月発行)
今月の主題 膵の囊胞性疾患―その診断の進歩
21巻6号(1986年6月発行)
今月の主題 大腸生検の問題点―炎症性疾患の経過を中心に
21巻5号(1986年5月発行)
今月の主題 早期胆嚢癌―その診断の進歩
21巻4号(1986年4月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌の診断
21巻3号(1986年3月発行)
今月の主題 大腸早期癌診断におけるX線と内視鏡との比較
21巻2号(1986年2月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(2)
21巻1号(1986年1月発行)
今月の主題 消化管の“比較診断学”を求めて(1)
20巻12号(1985年12月発行)
今月の主題 食道癌の早期診断
20巻11号(1985年11月発行)
今月の主題 内視鏡的乳頭括約筋切開術の長期成績
20巻10号(1985年10月発行)
今月の主題 大腸ポリペクトミー後の経過
20巻9号(1985年9月発行)
今月の主題 胃癌診断におけるルーチン検査の確かさ―部位別・大きさ別の検討
20巻8号(1985年8月発行)
今月の主題 大腸癌の発育・進展
20巻7号(1985年7月発行)
今月の主題 小腸診断学の進歩―実際から最先端まで
20巻6号(1985年6月発行)
今月の主題 慢性胃炎をどう考えるか
20巻5号(1985年5月発行)
今月の主題 食道静脈瘤の硬化療法
20巻4号(1985年4月発行)
今月の主題 膵・胆道の形成異常
20巻3号(1985年3月発行)
今月の主題 大腸診断学の歩みと展望
20巻2号(1985年2月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―良性疾患を中心として
20巻1号(1985年1月発行)
今月の主題 胃診断学20年の歩みと展望―早期胃癌を中心として
19巻12号(1984年12月発行)
今月の主題 消化管癌の診断におけるUS・CTの役割
19巻11号(1984年11月発行)
今月の主題 膵癌の治療成績
19巻10号(1984年10月発行)
今月の主題 胃生検の問題点
19巻9号(1984年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の治癒判定
19巻8号(1984年8月発行)
今月の主題 胃癌の内視鏡的治療
19巻7号(1984年7月発行)
今月の主題 早期胃癌の再発死亡例をめぐって
19巻6号(1984年6月発行)
今月の主題 大腸腺腫症の経過と予後
19巻5号(1984年5月発行)
受容体拮抗薬の位置づけ
19巻4号(1984年4月発行)
今月の主題 肝内結石症―最近の知見をめぐって
19巻3号(1984年3月発行)
今月の主題 Crohn病の経過
19巻2号(1984年2月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(2)
19巻1号(1984年1月発行)
今月の主題 Panendoscopyの評価(1)
18巻12号(1983年12月発行)
今月の主題 Crohn病の診断
18巻11号(1983年11月発行)
今月の主題 逆流性食道炎
18巻10号(1983年10月発行)
今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見
18巻9号(1983年9月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(2)―診断の現状
18巻8号(1983年8月発行)
今月の主題 大腸sm癌
18巻7号(1983年7月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―治療と経過を中心に
18巻6号(1983年6月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の問題点(1)―良性病変と鑑別困難な早期癌
18巻5号(1983年5月発行)
今月の主題 消化管の悪性病変と皮膚病変
18巻4号(1983年4月発行)
今月の主題 急性腸炎(2)―主として感染性腸炎
18巻3号(1983年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
18巻2号(1983年2月発行)
今月の主題 急性腸炎(1)―主として抗生物質起因性大腸炎
18巻1号(1983年1月発行)
今月の主題 臨床の場における上部消化管スクリーニング法―X線と内視鏡
17巻12号(1982年12月発行)
今月の主題 残胃の癌
17巻11号(1982年11月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(2)技術の進歩と展開
17巻10号(1982年10月発行)
今月の主題 ERCP―10年を経て―(1)診断能と限界―特に総合画像診断における位置づけ
17巻9号(1982年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻8号(1982年8月発行)
今月の主題 小腸X線検査法の進歩
17巻7号(1982年7月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の病態生理
17巻6号(1982年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(3)―早期胆道癌の診断を目指して
17巻5号(1982年5月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(3)―臨床と病理
17巻4号(1982年4月発行)
今月の主題 胃の隆起性病変(polypoid lesion)―その形態と経過
17巻3号(1982年3月発行)
今月の主題 症例・研究特集
17巻2号(1982年2月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(2)―陥凹型症例
17巻1号(1982年1月発行)
今月の主題 sm胃癌の問題点(1)―隆起型症例
16巻12号(1981年12月発行)
今月の主題 胃のⅡb病変
16巻11号(1981年11月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(2)―胆管異常を中心として
16巻10号(1981年10月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(2)
16巻9号(1981年9月発行)
今月の主題 小腸腫瘍(1)
16巻8号(1981年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
16巻7号(1981年7月発行)
今月の主題 実験胃癌とヒト胃癌
16巻6号(1981年6月発行)
今月の主題 胆道系疾患の臨床(1)―総胆管結石症を中心として
16巻5号(1981年5月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(4)―治療と経過
16巻4号(1981年4月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(3)―鑑別
16巻3号(1981年3月発行)
今月の主題 虚血性腸炎の臨床と病理
16巻2号(1981年2月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(2)―良性リンパ腫
16巻1号(1981年1月発行)
今月の主題 早期胃癌は変貌したか
15巻12号(1980年12月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(2)
15巻11号(1980年11月発行)
今月の主題 逆追跡された胃のlinitis plastica―早期発見のために(1)
15巻10号(1980年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
15巻9号(1980年9月発行)
今月の主題 胃リンパ腫(1)―悪性リンパ腫
15巻8号(1980年8月発行)
今月の主題 大腸憩室
15巻7号(1980年7月発行)
今月の主題 消化管出血と非手術的止血
15巻6号(1980年6月発行)
今月の主題 小膵癌診断への挑戦
15巻5号(1980年5月発行)
今月の主題 胃のGiant Rugae
15巻4号(1980年4月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃早期癌と比較して
15巻3号(1980年3月発行)
今月の主題 症例特集
15巻2号(1980年2月発行)
今月の主題 腺境界と胃病変
15巻1号(1980年1月発行)
今月の主題 胃病変の時代的変貌
14巻12号(1979年12月発行)
今月の主題 胃癌の化学療法
14巻11号(1979年11月発行)
今月の主題 急性胃病変と慢性胃潰瘍の関連をめぐって
14巻10号(1979年10月発行)
今月の主題 消化管の健診を考える
14巻9号(1979年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻8号(1979年8月発行)
今月の主題 微小胃癌
14巻7号(1979年7月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(2)―Intestinal Behcetを中心に
14巻6号(1979年6月発行)
今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(1)―いわゆる“Simple Ulcer”を中心に
14巻5号(1979年5月発行)
今月の主題 消化管と血管病変
14巻4号(1979年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
14巻3号(1979年3月発行)
今月の主題 X線と内視鏡との協力
14巻2号(1979年2月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(2)
14巻1号(1979年1月発行)
今月の主題 早期胃癌診断の反省(1)
13巻12号(1978年12月発行)
今月の主題 クローン病(3)―疑診例を中心に
13巻11号(1978年11月発行)
今月の主題 食道・胃 境界領域癌の問題点
13巻10号(1978年10月発行)
今月の主題 胃・十二指腸 併存潰瘍
13巻9号(1978年9月発行)
今月の主題 腸結核(3)―疑診例を中心に
13巻8号(1978年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
13巻7号(1978年7月発行)
今月の主題 慢性膵炎
13巻6号(1978年6月発行)
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の治療の検討
13巻5号(1978年5月発行)
今月の主題 消化管粘膜拡大観察と病態生理
13巻4号(1978年4月発行)
今月の主題 クローン病(2)
13巻3号(1978年3月発行)
今月の主題 クローン病(1)
13巻2号(1978年2月発行)
今月の主題 急性胃潰瘍とその周辺
13巻1号(1978年1月発行)
今月の主題 胃癌の発育経過
12巻12号(1977年12月発行)
今月の主題 腸結核(2)―大腸を主として
12巻11号(1977年11月発行)
今月の主題 腸結核(1)―小腸を主として
12巻10号(1977年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻9号(1977年9月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(2)
12巻8号(1977年8月発行)
今月の主題 胃癌の浸潤範囲・深達度の判定(1)
12巻7号(1977年7月発行)
今月の主題 残胃病変
12巻6号(1977年6月発行)
今月の主題 胆道癌の診断と治療
12巻5号(1977年5月発行)
今月の主題 高齢者の胃病変の特徴
12巻4号(1977年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
12巻3号(1977年3月発行)
今月の主題 直腸肛門部病変
12巻2号(1977年2月発行)
今月の主題 S状結腸癌
12巻1号(1977年1月発行)
今月の主題 胃癌―5年以後の再発
11巻12号(1976年12月発行)
今月の主題 放射線診断の最近の進歩
11巻11号(1976年11月発行)
今月の主題 Endoscopic Surgery
11巻10号(1976年10月発行)
今月の主題 胃スキルスの病理
11巻9号(1976年9月発行)
今月の主題 症例・研究特集
11巻8号(1976年8月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎―最近の趨勢
11巻7号(1976年7月発行)
今月の主題 pm胃癌
11巻6号(1976年6月発行)
今月の主題 食道・噴門境界部の病変
11巻5号(1976年5月発行)
今月の主題 胃潰瘍癌の考え方
11巻4号(1976年4月発行)
今月の主題 研究・症例特集
11巻3号(1976年3月発行)
今月の主題 早期食道癌
11巻2号(1976年2月発行)
今月の主題 小腸疾患の現況
11巻1号(1976年1月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類の再検討
10巻12号(1975年12月発行)
今月の主題 全身性疾患と消化管
10巻11号(1975年11月発行)
今月の主題 胃の良・悪性境界領域病変
10巻10号(1975年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻9号(1975年9月発行)
今月の主題 消化管疾患の新しい診断法
10巻8号(1975年8月発行)
今月の主題 クローン病とその周辺
10巻7号(1975年7月発行)
今月の主題 消化管の非上皮性腫瘍
10巻6号(1975年6月発行)
今月の主題 消化管憩室
10巻5号(1975年5月発行)
今月の主題 消化管カルチノイド
10巻4号(1975年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
10巻3号(1975年3月発行)
今月の主題 胃ポリープの癌化をめぐって
10巻2号(1975年2月発行)
今月の主題 胃粘膜―(2)潰瘍,ポリープの背景として
10巻1号(1975年1月発行)
今月の主題 胃粘膜―(1)早期胃癌の背景として
9巻12号(1974年12月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(2)―膵炎を中心に
9巻11号(1974年11月発行)
今月の主題 膵疾患の展望(1)―膵炎を中心に
9巻10号(1974年10月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻9号(1974年9月発行)
今月の主題 消化管の特殊なポリポージス
9巻8号(1974年8月発行)
今月の主題 胃潰瘍の最近の問題点
9巻7号(1974年7月発行)
今月の主題 盲腸・上行結腸の診断
9巻6号(1974年6月発行)
今月の主題 胃を除く上腹部腫瘤の診断
9巻5号(1974年5月発行)
今月の主題 症例・研究特集
9巻4号(1974年4月発行)
今月の主題 意外な進展を示す胃癌
9巻3号(1974年3月発行)
今月の主題 内視鏡的ポリペクトミー
9巻2号(1974年2月発行)
今月の主題 食道・腸の生検
9巻1号(1974年1月発行)
今月の主題 胃の生検
8巻12号(1973年12月発行)
今月の主題 十二指腸疾患の最新の診断
8巻11号(1973年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻10号(1973年10月発行)
今月の主題 表層拡大型胃癌
8巻9号(1973年9月発行)
今月の主題 胃潰瘍の良・悪性の鑑別診断
8巻8号(1973年8月発行)
今月の主題 早期胃癌と線状潰瘍の合併
8巻7号(1973年7月発行)
今月の主題 消化管出血の緊急診断
8巻6号(1973年6月発行)
今月の主題 大腸疾患 最新の話題
8巻5号(1973年5月発行)
今月の主題 胃癌の経過
8巻4号(1973年4月発行)
今月の主題 症例・研究特集
8巻3号(1973年3月発行)
今月の主題 内視鏡的膵・胆管造影
8巻2号(1973年2月発行)
今月の主題 消化管の悪性リンパ腫
8巻1号(1973年1月発行)
今月の主題 急性胃病変の臨床
7巻12号(1972年12月発行)
今月の主題 腸の潰瘍性病変
7巻11号(1972年11月発行)
今月の主題 十二指腸乳頭部病変
7巻10号(1972年10月発行)
今月の主題 食道炎と食道静脈瘤
7巻9号(1972年9月発行)
今月の主題 胃集検で発見された胃潰瘍
7巻8号(1972年8月発行)
今月の主題 症例・研究特集
7巻7号(1972年7月発行)
今月の主題 若年者の消化管癌
7巻6号(1972年6月発行)
今月の主題 胃癌浸潤程度の診断
7巻5号(1972年5月発行)
今月の主題 悪性サイクル
7巻4号(1972年4月発行)
今月の主題 早期胃癌肉眼分類起草10年
7巻3号(1972年3月発行)
今月の主題 早期胃癌臨床診断の実態(診断成績の推移と問題点)
7巻2号(1972年2月発行)
今月の主題 Ⅲ型早期胃癌
7巻1号(1972年1月発行)
今月の主題 Ⅱb型早期胃癌
6巻13号(1971年12月発行)
今月の主題 Ⅱa+Ⅱc型早期胃癌
6巻12号(1971年11月発行)
今月の主題 症例・研究特集
6巻11号(1971年10月発行)
今月の主題 胃前壁病変の診断
6巻10号(1971年9月発行)
今月の主題 便秘と下痢
6巻9号(1971年8月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の病変
6巻8号(1971年7月発行)
今月の主題 幽門部(pyloric portion)の診断
6巻7号(1971年6月発行)
今月の主題 腸上皮化生
6巻5号(1971年5月発行)
今月の主題 症例特集号
6巻6号(1971年5月発行)
特集 胃集団検診
6巻4号(1971年4月発行)
今月の主題 消化管穿孔
6巻3号(1971年3月発行)
今月の主題 早期胃癌と紛らわしい病変
6巻2号(1971年2月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌
6巻1号(1971年1月発行)
今月の主題 隆起性早期胃癌
5巻13号(1970年12月発行)
今月の主題 胃潰瘍の再発・再燃
5巻12号(1970年11月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻11号(1970年10月発行)
今月の主題 大腸の早期癌―胃を除く消化器の早期癌(2)
5巻10号(1970年9月発行)
今月の主題 胃を除く消化器の早期癌(1)
5巻9号(1970年8月発行)
今月の主題 高位の胃病変
5巻8号(1970年7月発行)
今月の主題 診断された微小胃癌
5巻7号(1970年6月発行)
特集 胃生検特集
5巻6号(1970年6月発行)
今月の主題 症例・研究 特集
5巻5号(1970年5月発行)
今月の主題 早期胃癌再発例の検討
5巻4号(1970年4月発行)
今月の主題 胆のう胆道疾患診断法の最近の進歩
5巻3号(1970年3月発行)
今月の主題 胃肉腫
5巻2号(1970年2月発行)
今月の主題 線状潰瘍
5巻1号(1970年1月発行)
今月の主題 胃癌の経過
4巻12号(1969年12月発行)
今月の主題 潰瘍性大腸炎
4巻11号(1969年11月発行)
今月の主題 十二指腸の精密診断
4巻10号(1969年10月発行)
今月の主題 早期癌とその周辺
4巻9号(1969年9月発行)
今月の主題 胃癌の5年生存率
4巻8号(1969年8月発行)
今月の主題 X線・内視鏡で良性様所見を呈した生検陽性例
4巻7号(1969年7月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(2)
4巻6号(1969年6月発行)
今月の主題 胃の変位と変形(1)
4巻5号(1969年5月発行)
今月の主題 稀な胃病変
4巻4号(1969年4月発行)
今月の主題 小腸の検査法
4巻3号(1969年3月発行)
今月の主題 胃癌深達度の診断と経過観察
4巻2号(1969年2月発行)
今月の主題 上部消化管の出血
4巻1号(1969年1月発行)
今月の主題 大彎側の病変
3巻13号(1968年12月発行)
今月の主題 陥凹性早期胃癌の経過
3巻12号(1968年11月発行)
今月の主題 多発胃癌
3巻11号(1968年10月発行)
今月の主題 食道
3巻10号(1968年9月発行)
今月の主題 直視下診断法
3巻9号(1968年8月発行)
今月の主題 消化管の医原性疾患
3巻8号(1968年7月発行)
今月の主題 進行癌の問題点
3巻7号(1968年6月発行)
今月の主題 胃癌の発生
3巻6号(1968年6月発行)
今月の主題 前癌病変としての胃潰瘍とポリープの意義
3巻5号(1968年5月発行)
今月の主題 胃の巨大皺襞
3巻4号(1968年4月発行)
今月の主題 胃の食物輸送機能
3巻3号(1968年3月発行)
今月の主題 大腸・直腸
3巻2号(1968年2月発行)
今月の主題 胃集団検診と早期胃癌
3巻1号(1968年1月発行)
今月の主題 早期胃癌研究の焦点
2巻12号(1967年12月発行)
今月の主題 小腸
2巻11号(1967年11月発行)
今月の主題 慢性胃炎2
2巻10号(1967年10月発行)
今月の主題 慢性胃炎1
2巻9号(1967年9月発行)
今月の主題 胃の多発性潰瘍
2巻8号(1967年8月発行)
今月の主題 難治性胃潰瘍
2巻7号(1967年7月発行)
今月の主題 胃切除後の問題
2巻6号(1967年6月発行)
今月の主題 胃のびらん
2巻5号(1967年5月発行)
今月の主題 早期胃癌の鑑別診断
2巻4号(1967年4月発行)
今月の主題 胃微細病変の診断
2巻3号(1967年3月発行)
今月の主題 胃液分泌の基礎と臨床
2巻2号(1967年2月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔2〕
2巻1号(1967年1月発行)
今月の主題 十二指腸潰瘍〔1〕