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文献詳細

雑誌文献

胃と腸13巻1号

1978年01月発行

今月の主題 胃癌の発育経過

主題症例 A.胃癌の発育経過(形態の変化を中心として) 2)陥凹型胃癌の発育経過

Case 19 胃角小彎のⅡc+Ⅲが一度瘢痕像を呈した後にBorrmann 2型へと進展したと推定される症例

著者: 阿部政直1

所属機関: 1日本大学第3内科

ページ範囲:P.46 - P.47

文献概要

 患 者:笹○広○ 43歳 男

 Fig.1は切除胃肉眼所見(1971年5月20日手術)で胃角小彎の大きさ45×43mmのB-2型癌である.病理組織所見はwell diff tub ad ca seである.

 内視鏡所見経過:Fig. 2の手術3カ月前の最終内視鏡所見では胃角小彎に周堤形成著明なBorrmann 2型癌がみられる.次の8カ月前の像でも所見はややおとなしいがやはりBorrmann 2型と診断出来る.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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