文献詳細
今月の主題 胃・十二指腸 併存潰瘍
主題症例
文献概要
〔症例1〕A. A. 67歳 男
1958年頃より,空腹時上腹部痛・胸やけ・吐気あり.某病院にてX線検査で,胃潰瘍の診断.1966年3月より当院にて経過観察.Fig. 1に示すように,当初十二指腸潰瘍の再発を繰り返していたが,1970年10月胃角上部小彎に潰瘍の発生をみた.約7カ月後胃潰瘍は治癒したが,その後十二指腸潰瘍は再び再発治癒を繰り返した.1970年4月の検査成績では酸分泌量(MAO)12.65mEq/h.Congo redパターンはFig. 7のⅢ型であった.(Fig. 2はX線,Fig. 3は内視鏡の経過を示す).
1958年頃より,空腹時上腹部痛・胸やけ・吐気あり.某病院にてX線検査で,胃潰瘍の診断.1966年3月より当院にて経過観察.Fig. 1に示すように,当初十二指腸潰瘍の再発を繰り返していたが,1970年10月胃角上部小彎に潰瘍の発生をみた.約7カ月後胃潰瘍は治癒したが,その後十二指腸潰瘍は再び再発治癒を繰り返した.1970年4月の検査成績では酸分泌量(MAO)12.65mEq/h.Congo redパターンはFig. 7のⅢ型であった.(Fig. 2はX線,Fig. 3は内視鏡の経過を示す).
掲載誌情報