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文献詳細

雑誌文献

胃と腸13巻10号

1978年10月発行

文献概要

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書評「図解 経皮的胆管ドレナージ」

著者: 相馬智1

所属機関: 1杏林大学

ページ範囲:P.1402 - P.1402

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 まさに時宜をえた著書である.閉塞性黄疸や胆道感染症で四苦八苦したのはついこの間のことである.PTCDの出現により,開腹せずに減黄処置が可能となり,一期的に根治手術ができるようになったことは隔世の感がある.PTCDさまさまであり,本法は外科医にとっても内科医にとっても,ましてや患者にとっては救世主とすらいえる.

 著者の高田講師はこの道のパイオニアである.先人の苦労したものを誰でもが,何時でも,何処にいてもできるようにルーチン化した功績は大きい.本人の努力はいうまでもないが,消化器病センターという格好の場と,羽生教授という素晴らしい師を得てこそ,これが完成されたのだと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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