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研究
食道・胃境界領域の臨床胎生学および解剖学的検討
著者: 平山廉三1 宮永忠彦1 仁瓶善郎1 出雲井士朗2 広川勝いく3 青木望4 佐藤達夫5
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部第2外科 2東京医科歯科大学医学部第1外科 3東京医科歯科大学医学部難治研 病理 4東京医科歯科大学医学部中検 病理 5東京医科歯科大学医学部第2解剖
ページ範囲:P.1529 - P.1534
文献購入ページに移動食道・胃境界領域の間膜の変容と所属リンパ節の帰属
癌根治手術では癌巣の剔除,すなわち原発巣の除去と所属リンパ系統の廓清がなされる.リンパ系統廓清がとくにその核心をなすが,これをen blocに(過)不足なく徹底的に行わなければならない.ここでは,「リンパ節」といわずに「リンパ系統」の廓清と表現した.これは,リンパ節のみならず,それらをつなぐリンパ管,さらに組織内を四通八達する毛細リンパ管網などをen blocに除去しつくしたい意からである.
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