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文献詳細

雑誌文献

胃と腸13巻11号

1978年11月発行

文献概要

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書評「The Esophagus」

著者: 川井啓市1 三崎文夫1

所属機関: 1京都府立医科大学公衆衛生学

ページ範囲:P.1558 - P.1558

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 わが国では食道内視鏡は,以前は「食道鏡」として独立したものが用いられていたが,現在では上部消化管内視鏡の一部として,直視型あるいは斜視型ファイバースコープを用いての,胃または十二指腸内視鏡に付随するものと考えられている傾向がある.もちろんレントゲンで食道に異常を認める時には食道を重点的に観察はするが,その時でも食道用スコープを使うことはほとんどない.

 一方,欧米では食道内視鏡を独立した分野とみなす傾向が強く,現にこの本の著者のうちG. Millerは消化器病専門医であるが,M. Savaryはローザンヌ大学の耳鼻科主任教授である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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