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文献詳細

雑誌文献

胃と腸13巻4号

1978年04月発行

文献概要

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海外文献紹介「クローン病再発における肉芽腫の役割」 フリーアクセス

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.506 - P.506

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 Role of the granuloma in recurrent Crohn's disease.: R. E. Glass, W. N. W. Baker (Gut 17: 75~77, 1976)

 クローン病は,肉眼的に侵された腸管をすべて切除してもなお再発しやすいことは周知の通り.Morson(1968)はサルコイド様肉芽腫のリンパ節侵襲の意義を強調し,悪性腫瘍と同様に病変部並びに近位リンパ節の除去が必要であると述べた.

 この研究の日的は,腸壁および近位腸間膜リンパ節のサルコイド様肉芽腫の存在と病気のその後の経過との関連を追求することである.90人のクローン病患者を対象経過観察中に13人が死亡.これらはいずれも再発を起こし,うち6人がクローン病が直接の死因となった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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