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文献詳細

雑誌文献

胃と腸13巻5号

1978年05月発行

症例

化生上皮をもつ胆囊にみられたびまん性papillomatous cholesterosisの1例

著者: 波多江康剛1 菊池昌弘1 瀬川勝2 星野弘弼3 梅野寿実4

所属機関: 1福岡大学医学部病理 2福岡大学医学部電顕室 3福岡大学医学部内科 4福岡大学医学部外科

ページ範囲:P.695 - P.700

文献概要

 われわれは,化生上皮をもつ胆囊にみられた,びまん性papillomatous cholesterosisの1例を経験し,組織化学的ならびに電顕的観察を行い2,3の興味ある成績を得たので若干の考察を加え報告する.

症例

 患 者:54歳 女性

 現病歴:1965年頃より時折右季肋部痛があった.1976年8月以来とう痛が激しくなり,嘔気,嘔吐を伴うようになったため当院第1内科受診,DIC,EPCG等の諸検査の結果,胆石症が疑われ,1977年1月19日当院第1外科に入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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