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文献詳細

雑誌文献

胃と腸13巻7号

1978年07月発行

文献概要

今月の主題 慢性膵炎 座談会

慢性膵炎の診断はこれでよいのか

著者: 武内俊彦1 中島澄夫2 中島正継3 斎藤洋一4 小島国次5 並木正義6 中沢三郎7

所属機関: 1名古屋市立大学第1内科 2名古屋保健衛生大学内科 3京都府立医科大学公衆衛生 4東北大学第1外科 5新潟県厚生連病理センター 6旭川医科大学第3内科 7名古屋大学2内科

ページ範囲:P.964 - P.977

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 並木(司会) 1974年にこの『胃と腸』で,「膵疾患――今日の問題点」ということで一度座談会を持ったことがあります.そのときは,当然,慢性膵炎も話題になったわけですが,それから4年たちました今日,慢性膵炎に対する考え方や診断法に何か進歩のあとがみられたかどうか,たいした進歩はないにしてもどういった変遷がみられたか,またそれによっていかなる問題が新たに起こってきているかなどについていろいろとお話し願いたいと思います.

 とくに,この座談会の表題に掲げてあります「慢性膵炎の診断はこれでよいのか」といった点に重点をおいて,先生方のざっくばらんなお考えを承りたいと思います.司会は,私と中沢先生の2人となっておりますが,私は大まかな問題提起をいたし,中沢先生にはこまかな問題点を引き出していただくという形で進めていきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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