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今月の主題 症例・研究特集 症例
血清蛋白漏出を伴った胃巨大皺襞症(メネトリエ病)の1例
著者: 中沢三郎1 内藤靖夫1 塚本純久1 相地正文1
所属機関: 1名古屋大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1055 - P.1060
文献購入ページに移動症 例
患 者:西○兼○ 35歳 男子
主 訴:下肢の浮腫
現病歴:1977年6月頃より両下肢に浮腫が出現し,初期には朝になれば消失していたが,やがて1日中みられるようになった.食欲は良好で嘔気・嘔吐なく,下痢もみられなかった.近医受診し,血液検査,胃X線検査などを受け,低蛋白血症(総蛋白量4.3g/dl)および胃病変を指摘され,精査のため本院受診,9月1日入院となった.
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