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文献概要
今月の主題 症例・研究特集 症例
Ⅰ型とⅡc型の同時性多発早期胃癌の1例
著者: 油谷令尹子1 福山隆之1 加藤卓次1 高橋仁志1 高橋精一1 白鳥常男2 大石元3
所属機関: 1奈良県立医科大学付属がんセンター 2奈良県立医科大学第1外科学教室 3奈良県立医科大学放射線医学教室
ページ範囲:P.1067 - P.1073
文献購入ページに移動症 例
患 者:由○治○郎 56歳 男性
主 訴:全身の紅斑
既往歴:20年前より糖尿病で治療をうけている.1977年6月16日,白内障(右)の手術.
家族歴:特記すべきことなし
現病歴:約6年前より顔面に瘙痒感を伴う紅斑と鱗屑が発生し色素沈着を残すようになった.その後本症状は増悪と寛解を繰返していたが,1977年1月頃より全身倦怠感も出現し,奈良医大付属病院皮膚科に入院した.
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