文献詳細
今月の主題 腸結核(3)―疑診例を中心に
序説
文献概要
病理学的“非特異性潰瘍”の考え方
われわれが日常臨床の場で腸疾患に遭遇した場合,一般的には,病歴,臨床所見,血液理化学,X線などの検査所見を綜合して診断を下す.そして一定の治療方針の下に治療を行い,治療経過をみてその診断が正しかったかどうかを判定する.
しかし経過途上,なんらかの理由で病変部の全部または一部が切除され,病理学的な検索が行なわれて,病理学的に“非特異性潰瘍”または“非特異性炎症”と診断された場合,われわれはどう対処するであろうか?
われわれが日常臨床の場で腸疾患に遭遇した場合,一般的には,病歴,臨床所見,血液理化学,X線などの検査所見を綜合して診断を下す.そして一定の治療方針の下に治療を行い,治療経過をみてその診断が正しかったかどうかを判定する.
しかし経過途上,なんらかの理由で病変部の全部または一部が切除され,病理学的な検索が行なわれて,病理学的に“非特異性潰瘍”または“非特異性炎症”と診断された場合,われわれはどう対処するであろうか?
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