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文献詳細

雑誌文献

胃と腸13巻9号

1978年09月発行

今月の主題 腸結核(3)―疑診例を中心に

序説

腸結核疑診例の意味するもの

著者: 八尾恒良1

所属機関: 1九州大学医学部第2内科

ページ範囲:P.1185 - P.1188

文献概要

病理学的“非特異性潰瘍”の考え方

 われわれが日常臨床の場で腸疾患に遭遇した場合,一般的には,病歴,臨床所見,血液理化学,X線などの検査所見を綜合して診断を下す.そして一定の治療方針の下に治療を行い,治療経過をみてその診断が正しかったかどうかを判定する.

 しかし経過途上,なんらかの理由で病変部の全部または一部が切除され,病理学的な検索が行なわれて,病理学的に“非特異性潰瘍”または“非特異性炎症”と診断された場合,われわれはどう対処するであろうか?

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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