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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻1号

1979年01月発行

文献概要

今月の主題 早期胃癌診断の反省(1) 主題症例 写真のよしあしと診断への影響

8 X装線置の問題

著者: 杉野吉則1 湯浅祐二1 金田智1 今井裕1 田中満1 熊倉賢二1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部放射線診断部

ページ範囲:P.60 - P.62

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 〔症 例〕T. F. 53歳 男性

 1972年より,本院で毎年定期的に胃X線検査を行っていた.胃内視鏡検査も数回並行して施行され,生検では異型腺管はみられたが,明らかに腺癌を示唆する所見は得られなかった.1978年4月,幽門部の病変を再度X線的に指摘され,内視鏡・生検にてⅡc型早期胃癌と診断された.その間の胃X線検査写真をretrospectiveに検討する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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