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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻11号

1979年11月発行

文献概要

今月の主題 急性胃病変と慢性胃潰瘍の関連をめぐって 主題

急性胃病変と慢性胃潰瘍の臨床―とくに急性胃潰瘍と慢性胃潰瘍の関連性について

著者: 岡崎幸紀1 大下芳人1 渡辺精四郎1 平田牧三1 河原清博1 榊信広1 飯田洋三1 河村奨1 竹本忠良1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.1463 - P.1471

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 急性胃病変の概念はまだ定義も統一されているわけではないが,Katzら1),Sunら2)の提唱とか,わが国では川井ら3)がおもに狙っている点を憶測すれば,やはり急性胃炎,急性胃びらん,急性胃潰瘍が中心になる.

 一方,古くから記載されている慢性胃潰瘍は概念的には明確であり,最近では消化性潰瘍として一括されることが多くなったが,その病態生理などに関する文献は枚挙にいとまがないほどでありながら,病因など曖昧模糊としていることは急性胃病変とまったく同様である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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