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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻11号

1979年11月発行

今月の主題 急性胃病変と慢性胃潰瘍の関連をめぐって

主題症例 急性胃病変から慢性胃潰瘍への観察例

急性びらん性胃炎の経過中に潰瘍の発生および再発がみられた症例

著者: 斉藤利彦1 白川和夫1 芦澤真六1

所属機関: 1東京医科大学内科

ページ範囲:P.1481 - P.1483

文献概要

 急性びらん性胃炎の経過中に潰瘍の発生をみ,しかも潰瘍の再発がみられた症例を呈示する.

症例

 患 者:R. H. 45歳 ♂ 会社員

 主 訴:心窩部痛

 現病歴:2週間前より上腹部の不快感と空腹時心窩部痛および背部痛を訴える.特に夜間に強く疼痛を訴える.その他,嘔気,嘔吐,胸やけなどはみられない.特に誘因となるものもみられない.胃X線,胃内視鏡検査を受け胃潰瘍と診断され,治療の目的で入院する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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