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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻11号

1979年11月発行

症例

Ⅱa集簇型を呈した進行胃癌

著者: 望月福治1 池田卓1 白根昭男1 金田益男1 今井大1 北川正伸1 鈴木良一2 下田忠和3

所属機関: 1仙台市医療センター内科 2郡山市・鈴木外科胃腸科 3東京慈恵会医科大学病理

ページ範囲:P.1529 - P.1534

文献概要

 Ⅱa型早期胃癌のなかには比較的稀なものとして肉眼的に小隆起が多数密集し,癌としての領域を占め,集簇性にみられることがある1).このⅡa集簇型は早期胃癌の性状を示すことが多いが,われわれは術前本症と診断し,術後の検索により,組織像が異型上皮のように分化した分化型腺癌から未分化癌が混在し移行する多彩性の進行癌であった稀な例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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