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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻12号

1979年12月発行

文献概要

今月の主題 胃癌の化学療法 主題症例 胃癌の化学療法 A.胃癌が化学療法によってほぼ完全に消失し,現在も再発せず生存中の症例群

③化学療法により著効のみられたBarrmann2型胃癌

著者: 吉森正喜1 岡裕爾1 吉田茂昭1 松江寛人2 広田映五3

所属機関: 1国立がんセンター病院内科 2国立がんセンター病院放射線科 3国立がんセンター病院病理

ページ範囲:P.1669 - P.1674

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 現在,胃癌に対する最良の対策は早期診断に基づく外科的切除である.しかし,胃癌が切除可能な段階で発見されても,合併症のために手術を行えないこともある.最近,われわれは狭心症のために手術が受けられなかった胃癌患者に化学療法を行い,極めて良好な結果を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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