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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻12号

1979年12月発行

文献概要

今月の主題 胃癌の化学療法 主題症例 胃癌の化学療法 B.化学療法が有効であったが,結局は死亡した症例群

⑦化学療法を施行した噴門部進行癌の1例

著者: 斎藤利彦1 川口実1 芦澤真六1

所属機関: 1東京医科大学内科

ページ範囲:P.1689 - P.1692

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 胃生検により確診され,胃X線および内視鏡検査で噴門部のBorrmann3型進行癌と診断された症例に化学療法(免疫療法を含む)を行い,最終的に手術を施行した例を提示する.

患 者:U. K. 49歳 男性

主 訴:嚥下障害

現病歴:約3カ月前より嚥下障害,空腹時の心窩部痛を時々訴えていた.その後,次第に自覚症状の増強とともに全身倦怠感を伴うようになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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