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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻12号

1979年12月発行

文献概要

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海外文献紹介「結腸・直腸の再発癌の発見と治療」

著者: 小林世美1

所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科

ページ範囲:P.1706 - P.1706

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 Detection and Treatment of Recurrent Cancer of the Colon and Rectum: J.P. Welch, G.A. Donaldson (Am. J. Surg. 135: 505~511, 1978)

 1961年から1970年の10年間にマサチューセッツ総合病院で,治療された大腸癌は1,566例で,そのうち1,193例が治癒切除を受けた.うち177人に再発が起こった.再発発見時85%に症状を認めた.直腸癌再発では,下肢,骨盤,会陰部,側腹,胸部等に痛みが起こった.背部痛は,直腸癌再発でほとんど例外なく起こっている.直腸癌の術後,肺,骨,脳転移がよく起こっている.腹腔内や肝への転移は,S状結腸より近位側の腫瘍の切除後にしばしばみられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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