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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻2号

1979年02月発行

今月の主題 早期胃癌診断の反省(2)

主題症例 生検偽陰性による診断への影響

4 生検の部位の問題―胃生検偽陰性のため初回胃X線診断より胃切除までに22ヵ月経過したⅡc+Ⅱa+Ⅲの1例

著者: 青山大三1

所属機関: 1杏林大学放射線科

ページ範囲:P.193 - P.198

文献概要

 初回胃X線検査では一見良性胃潰瘍のように思われるが,集中像を注意深くみるとⅢ型早期胃癌を思わせ,内視鏡胃生検で陰性のため経過観察をし,胃X線検査を6回,内視鏡を4回行い内視鏡像では終止良性胃潰瘍とされ,4回目の胃生検でClass Ⅴとなり,初回X線検査より22カ月後に胃切除された1例を報告したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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