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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻2号

1979年02月発行

今月の主題 早期胃癌診断の反省(2)

主題症例 生検偽陰性による診断への影響

8 悪性リンパ腫の1症例

著者: 大串秀明1 崎村正弘2 渡辺英伸3 八尾恒良1

所属機関: 1九州大学第2内科 2崎村病院 3九州大学第2病理

ページ範囲:P.208 - P.211

文献概要

 悪性リンパ腫は,X線・内視鏡所見の上からは癌腫または良性潰瘍との鑑別診断が困難なことがある.そのためにその確定診断は生倹に依存することが多い.しかしわれわれは,2度にわたる生検ではいずれも陰性と診断されたが,短期間の経過観察で臨床的に悪性リンパ腫と診断し切除した症例を経験したので報告する.

〔症例〕患者:R. T. 44歳 男

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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