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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻2号

1979年02月発行

症例

回盲部に発生した単純性非特異性潰瘍の1例

著者: 風戸計民1 宇南山史郎1 新井三郎2 河原悟2 田村暢男3 山口正直4

所属機関: 1神奈川県立成人病センター放射線診断科 2神奈川県立成人病センター消化器科 3神奈川県立成人病センター外科 4神奈川県立成人病センター病理

ページ範囲:P.253 - P.261

文献概要

 第18回日本消化器病学会秋季大会のシンポジウム「回盲部病変の診断」でも論じられているように,回盲部は消化管のうちでも病変の多い部位の1つでもあり,しかも病変の種類が多く,その質的診断は診断技術の進歩した今日でもなかなかむずかしい.しかし最近では内視鏡の導入により直視下に観察,生検が可能となり,同部位の鑑別診断はだいぶ楽になってきた.われわれはX線検査の段階で単純性非特異性潰瘍と読影し,手術により確診した1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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