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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻3号

1979年03月発行

今月の主題 X線と内視鏡との協力

主題

食道X線が内視鏡に期待するもの

著者: 山田明義1 小林誠一郎1 荻野知己1 遠藤光夫1

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター

ページ範囲:P.311 - P.317

文献概要

 食道癌においてX線,内視鏡検査の果たすべき役割としては,病変の発見,治療方針の決定,予後の推定などが挙げられる.食道のX線検査には通常の造影剤嚥下による食道造影法のほかにも,主として外膜浸潤を知る目的で,奇静脈造影法,食道動脈造影法,胸管造影法,縦隔洞造影法,食道粘膜下造影法,さらにはCTなどがあるが,今回は通常の食道造影法によるX線診断の現況を述べ,X線診断上問題となる点を挙げながら,内視鏡検査にのぞまれる点を浮かび上がらせたいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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