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研究
上部消化管出血の治療方針の決定に関する内視鏡検査の意義―内視鏡的経過観察による厳重な監視体制の確立と手術適応基準の設定について
著者: 赤坂裕三1 多田正大1 川井啓市1 酉家進2
所属機関: 1京都府立医科大学公衆衛生学 2京都府立医科大学第3内科
ページ範囲:P.383 - P.388
文献概要
ところで近年,われわれは治療面での本検査の有用性を検討する意味で,手術適応の基準を内科側の視点に立って作成し,外科医の協力の下に,臨床の場に適用してきた.今回,この成績をもとに,上部消化管出血の外科的治療の適応について若干の考察を行ったので報告する.
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