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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻4号

1979年04月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

胃形質細胞腫の1例

著者: 八百坂透1 石昌事1 堀田彰一1 塚越洋元1 須賀俊博1 三和公明1 村島義男1 池田栄一2 長谷川紀光2 前田晃2

所属機関: 1札幌厚生病院消化器科 2札幌厚生病院外科

ページ範囲:P.473 - P.479

文献概要

 骨および骨髄以外の軟部組織に原発する形質細胞腫は髄外性形質細胞腫と呼ばれ,大部分は上気道,口腔,結膜にみられ,消化管原発はまれで約10%といわれている.胃形質細胞腫はVasiliu1)が1928年第1例を報告して以来今日まで欧米では50例を越え,本邦でも12例の報告2~12)がみられる.われわれは術前に進行癌を疑い,病理組織学的検索にて,胃形質細胞腫と診断した本邦第13例目の症例を経験したので若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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