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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻4号

1979年04月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

空腸狭窄症に合併した二次胆汁酸腸石の1例

著者: 長岡健一1 植木秀実1 川村光良1 大平謹一郎1 久保十五郎1 吉沢国彦1 堀口正晴1 植木剛一2 柿本伸一3

所属機関: 1東京慈恵会医科大学第3分院内科 2東京慈恵会医科大学第3分院外科 3東京慈恵会医科大学第3分院病理

ページ範囲:P.513 - P.518

文献概要

 腸管内異物に関する報告は従来より数多くなされているが,胆汁酸腸石に関する報告は少ない.Mörner KAHの報告以来,欧米で34例が報告されているが1)~4),本邦にて胆汁酸腸石と確認されているものは伊藤の報告にみられる一次胆汁酸腸石の1例のみである6).文献上分析はされていないが胆汁酸腸石と推測される腸石を含めても計5例にすぎない6)8)9).われわれは,空腸狭窄症に二次胆汁酸腸石の生じた症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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