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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻4号

1979年04月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

大量吐下血をきたした十二指腸結核の1治験例

著者: 木林速雄1 岡島邦雄1 栗原昌樹1 木本克彦2 大森浩之2 松浦秀光2

所属機関: 1岡山大学医学部第1外科 2重井病院内科

ページ範囲:P.523 - P.528

文献概要

 化学療法の進歩した今日では,腸の結核性病変に遭遇する機会も少なくなってきた.なかでも十二指腸に限局した結核性病変はきわめて稀であり,その診断も困難な場合が少なくない.十二指腸の結核は狭窄症状を呈する場合がほとんどであるが,われわれは最近,大量吐下血をきたした十二指腸第Ⅲ部の結核性潰瘍を経験し治癒できたので若干の考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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