icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻4号

1979年04月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

大腸多発ポリープに認められたⅡc様大腸早期癌の2病変

著者: 石沢隆1 西満正1 野村秀洋1 大塚直純1 松枝正隆1 桑原大祐1 上原尚人1 吉見多喜雄1 吉井紘興1 牧角仙烝2 吉森道雄2 江平征郎2

所属機関: 1鹿児島大学医学部第1外科 2牧角胃腸科外科

ページ範囲:P.529 - P.535

文献概要

 近年早期大腸癌症例が多く報告されているがそのほとんどが隆起性である.大腸早期癌の組織発生については腺腫adenomaが注目されているがde novo cancerについても完全に否定されていない.

 われわれは下行結腸およびS状結腸の多発ポリープとして診断し結腸切除術を行った切除標本にきわめてまれなde novo cancerと思われるⅡc様病変(m癌)を2カ所に認めたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら