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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻6号

1979年06月発行

文献概要

今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(1)―いわゆる“Simple Ulcer”を中心に 主題症例 回盲弁近傍潰瘍

①回盲部の非特異性多発性潰瘍の1例

著者: 徳留一博1 政信太郎1 西俣寛人1 西俣嘉人1 堀雅英1 肝付兼達2

所属機関: 1鹿児島大学医学部第2内科 2南風病院外科

ページ範囲:P.769 - P.772

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 回盲部は解剖学的にも特異な形態と機能を有し,しかも良性,悪性ともに病変の好発する部位である,殊に近年注目されてきたクローン病,腸結核など腸の潰瘍性病変の好発部位である.われわれは回腸終末部,バウヒン弁,上行結腸にわたって多発した一部潰瘍瘢痕を含む非特異性潰瘍の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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