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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻6号

1979年06月発行

今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(1)―いわゆる“Simple Ulcer”を中心に

主題症例 回盲弁近傍潰瘍

⑧回腸終末部に発生した非特異性多発性潰瘍の1例

著者: 多田正大1 松村一隆2 山口晃2 中西明2 奥田宗久2 島本和彦2 川井啓市3

所属機関: 1京都第一赤十字病院内科 2星ケ丘厚生年金病院 3京都府立医科大学公衆衛生学

ページ範囲:P.803 - P.806

文献概要

 臨床的に腸型Behçet病と思われる回腸終末部の非特異性多発性滑瘍を経験したので報告する.

症 例

 患 者:68歳 男性

 主 訴:下血

 家族歴:特記事項なし

 既往歴:22歳の時,虫垂切除術を受けた.また青年期より再発性の口腔アフタを認めており,数年前より肘,膝関節痛を訴えているほか,数力月前に陰囊部に難治性潰瘍を生じたことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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