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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻6号

1979年06月発行

症例

原発性十二指腸癌の1例

著者: 綿引元1 中野哲1 武田功1 飯沼幸雄2 中島伸夫3

所属機関: 1大垣市民病院第2内科 2名古屋大学医学部第2内科 3名古屋大学医学部中検病理

ページ範囲:P.827 - P.832

文献概要

 原発性十二指腸癌は比較的稀な疾患であるが,最近その報告例は増加している.しかし,その大部分は乳頭部周囲癌で,乳頭上部,乳頭下部癌は少ない.また,組織学的には,他の部位の腸の癌と同様に円柱上皮細胞を主とする腺癌が大部分を占めている.

 われわれは,乳頭上部に発生し,carcinoidの疑われる組織像を呈した原発性十二指腸癌の症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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