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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻7号

1979年07月発行

文献概要

今月の主題 回盲弁近傍潰瘍(2)―Intestinal Behcetを中心に 主題症例

腸型Behcet病の1例―特にそのマイクロアンギオグラフィー所見について

著者: 村山憲永1 村田晃1 杉重喜1 渡辺衛1 姚文雄1 大下寿隆2 馬場正三3

所属機関: 1警友総合病院外科 2警友総合病院消化器科 3浜松医科大学第2外科

ページ範囲:P.919 - P.922

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 Behcet病に潰瘍性消化管病変が合併するいわゆる腸型Behcet病が近年注目され,その報告例も急増している.この潰瘍性病変は急速に増悪し,容易に穿孔するので報告された手術例の60%以上は緊急手術例である.最近われわれは2年4カ月の経過観察の後,待期的手術を施行した腸型Behcet病の1例を経験した.組織学的には血管病変が重要視されているが,新たな知見が得られることを期待して,切除標本にマイクロアンギオグラフィーを施行した.その結果,腸型Behcet病の再発に関して興味ある知見を得ることができたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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