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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻8号

1979年08月発行

文献概要

今月の主題 微小胃癌 主題症例

術前に診断しえたⅡc型微小胃癌症例

著者: 古澤元之助1 良永拓国1 中原国廣1 古賀充1 清成秀康1 林逸郎1

所属機関: 1国立病院九州がんセンター

ページ範囲:P.1071 - P.1076

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 進行胃癌や他病変に併存する微小胃癌,あるいは多発の微小胃癌は,切除胃の組織学的検索に際し偶然発見されることが多く,このような微小癌は決して少なくはないが,術前に診断されて,手術された単発の微小癌はそう多くない.われわれは,5mm以下の大きさの単発の微小胃癌を,術前のX線検査,内視鏡検査で捕え,胃生検で胃癌と確診した症例を数例経験したので,その中の1例を供覧し,参考に供したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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