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文献詳細

雑誌文献

胃と腸14巻8号

1979年08月発行

文献概要

今月の主題 微小胃癌 主題症例

内視鏡的生検により診断しえた微小胃癌の1例―組織学的には2つの分化型管状腺癌

著者: 三好雅美1 小山秀樹1 日野良俊1 三宅正雄1 久我正巳2

所属機関: 1近江八幡市民病院内科 2近江八幡市民病院病理部

ページ範囲:P.1081 - P.1084

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 直径10mm以下のいわゆる微小胃癌が1969年の第7回日本消化器内視鏡学会で討議されて以来多数の報告例とその検討がなされ種々の興味ある問題を提起しているが,臨床的には診断可能な限界の問題を,病理学的には胃癌の組織発生の問題を提起している.これらの問題点をふまえて胃内視鏡生検にて術前診断しえた5×4.5mmの1微小胃癌例について若干の考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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