文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「回腸結腸疾患あるいはその切除によって惹起された慢性下痢における口ペラマイド(イモジウム)の二重盲検試験」
著者: 小林世美
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.1230 - P.1230
文献購入ページに移動 Double-blind placebo-controlled study of loperamide (lmodium) in chronic diarrhoea caused by ileocolic disease of resection: P. Mainguet, R. Fiasse (Gut 18: 575~579, 1977)
Loperamideは,新しい下痢止めで,少量で,腸管内の移送時間を延長させ,ひまし油による下痢をもコントロールする.その逆蠕動活性は,腸壁の筋に対する直接作用による.便秘を起こす力はコデインの50倍といわれる.そして習慣性もない.この研究では,自然寛解しそうもない重症な慢性下痢患者を対象とし,二重盲検法によりloperamideの効果を検討した.
Loperamideは,新しい下痢止めで,少量で,腸管内の移送時間を延長させ,ひまし油による下痢をもコントロールする.その逆蠕動活性は,腸壁の筋に対する直接作用による.便秘を起こす力はコデインの50倍といわれる.そして習慣性もない.この研究では,自然寛解しそうもない重症な慢性下痢患者を対象とし,二重盲検法によりloperamideの効果を検討した.
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