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今月の主題 症例・研究特集 研究
早期胃癌病型に類似した病巣をもった進行胃癌(早期類似進行胃癌)の病理組織学的検討
著者: 岩永剛1 古河洋1 福田一郎1 甲利幸1 谷口春生2
所属機関: 1大阪府立成人病センター外科 2大阪府立成人病センター病理
ページ範囲:P.1255 - P.1262
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Table 1のように1974年末までの13年半の間に大阪成人病センターにおいて胃切除された胃癌1,446例中,その病巣が肉眼的に早期癌病型でしか表現できないような深達癌114例を類進癌として検討した.対照としては,早期癌548例と,Borrmann型の進行癌(以下「Borrmann癌」と略す)674例について,比較検討した.また,類進癌とBorrmann癌との中間の病型(以下「類進・Borrmann中間型」と略す)110例も比較検討に加えた.
なお癌病巣を2つ以上もった症例は,そのうちの主癌病巣についてのみ検討した.
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