icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻1号

1980年01月発行

文献概要

今月の主題 胃病変の時代的変貌 主題

小児の胃・十二指腸潰瘍はどう変わったか

著者: 並木正義1 中川健一1 水島和雄1 岡村毅与志1 原田一道1

所属機関: 1越谷市立病院外科

ページ範囲:P.65 - P.68

文献購入ページに移動
 小児を小児科で取り扱う0~14歳までの年齢層とみなして,以下小児の胃・十二指腸潰瘍(便宜上単に小児潰瘍という)の動向と,それに関連する背景因子などについて述べる.

 小児潰瘍に関しては,国内国外における頻度,臨床症状の特徴Dや問題点,さらに新生児や乳幼児にみられる急性潰瘍は,その成因からいっても別個のものとして考えなければならないことなどについて,筆者2)はすでに本誌(9巻8号,1975年)に発表しているので,今回はこうした点の重複はさけ,その後の知見を含めて,テーマに即した参老事項をあげてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?