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文献概要
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海外文献紹介「少量の胆道出血―臨床的意義と病態生理学的背景」
著者: 舩冨亨1
所属機関: 1関東逓信病院消化器内科
ページ範囲:P.34 - P.34
文献購入ページに移動Minor gemobilia-clinical significance and pathophysiological background: Sadblom, Y. and Mirkovith, V. (Ann. Surg. 190: 254~264,1979)
少量の胆道出血は頻度が高いのにもかかわらずその多くは見逃されている.著者はHemobiliaと題する単行本を書いているこの方面の専門家であるが,明らかな消化管出血を伴わない胆道出血をMinorhemo. biliaと規定して,文献例も含む8症例を示した.その原因は,①外傷,②胆道系の手術操作,③PTC,④胆石,⑤胆管炎,⑥肝癌,などである.
少量の胆道出血は頻度が高いのにもかかわらずその多くは見逃されている.著者はHemobiliaと題する単行本を書いているこの方面の専門家であるが,明らかな消化管出血を伴わない胆道出血をMinorhemo. biliaと規定して,文献例も含む8症例を示した.その原因は,①外傷,②胆道系の手術操作,③PTC,④胆石,⑤胆管炎,⑥肝癌,などである.
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