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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻10号

1980年10月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

2年間経過観察した早期胃悪性リンパ腫の1例

著者: 大門秀光1 宮川全孝1 須古博信1 木下昭雄1 出水善文1 須古修二2

所属機関: 1済生会熊本病院消化器科 2済生会熊本病院病理

ページ範囲:P.1037 - P.1042

文献概要

 胃悪性リンパ腫は病理組織学的にReactive Lymphoreticular Hyperplasia(RLH),ときに未分化癌との鑑別が難しく,術前診断の困難な例も報告されている.われわれは初回の胃生検にてRLHと診断し,以後定期的な経過観察を続け,約2年後最終的に早期胃悪性リンパ腫(リンパ肉腫)と診断した1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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