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書評「消化管の病理と生検組織診断」
著者: 遠城寺宗知1
所属機関: 1九州大学
ページ範囲:P.1056 - P.1056
文献購入ページに移動 本書を手にしてみて,全くすばらしいと嘆声を上げざるを得ない.本当に望んでいた書物という気がする.
消化管生検による組織学的検査は今や消化管疾患の診断には欠くことのできないもので,ほとんどの病理医がこれに携り,多くの臨床医がこれに関与する.私たちの機関では,多少特殊事情はあるが,毎日行われる病理組織診断の70~80%が胃を初めとする消化管生検材料に対してであり,すべてがたやすく処理できるとは限らない.
消化管生検による組織学的検査は今や消化管疾患の診断には欠くことのできないもので,ほとんどの病理医がこれに携り,多くの臨床医がこれに関与する.私たちの機関では,多少特殊事情はあるが,毎日行われる病理組織診断の70~80%が胃を初めとする消化管生検材料に対してであり,すべてがたやすく処理できるとは限らない.
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