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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻10号

1980年10月発行

文献概要

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海外文献紹介「抗逆流手術後の食道円柱上皮(Barrett上皮)の退縮」

著者: 土谷春仁1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.1062 - P.1062

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 Regression of columner esophageal(Barett's)epithelium after anti-reflux surgery.: D.L. Brand et al(New Eng J Med 302: 844~848, 1980)

 食道の円柱上皮(Barrett 上皮)は胃―食道逆流に対する修復性または化生性の反応と考えられており,これに異形成(dysplasia)や腺癌を生ずることがある.裂孔ヘルニア例で逆流の外科的治療(NissenまたはHill手術)を行った患者で術前の生検で円柱上皮が証明されているもの10例について,食道生検を行い,また食道内pH電極で逆流の状態を検討した.これらの円柱上皮は,既に報告されたごとく組織学的に3型(腸型,中間型,胃底腺型)に分類できることが確認された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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