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文献詳細

雑誌文献

胃と腸15巻10号

1980年10月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

十二指腸球部に嵌入した胃隆起性病変(polypoid lesion)の4例

著者: 星和夫1 竹下公矢1 羽生丕1 毛受松寿1 村上忠重1 川崎恒雄2

所属機関: 1東京医科歯科大学第1外科 2取手協同病院外科

ページ範囲:P.1089 - P.1096

文献概要

 最近,胃の隆起性病変(polypoid lesion)はX線,内視鏡検査の進歩および集団検診の普及に従い,従来よりも高頻度に発見されるようになってきている.しかし,このような胃病変が十二指腸内に嵌入することは,比較的まれな現象である.われわれは現在までに過形成性胃ポリープおよびⅠ型早期胃癌の4例について,このような嵌入症例を経験したのでここに報告し,文献上病理学的検索の明らかな47例について,特にその臨床像の検討を加え,併せて治療上の問題点に関しても考察を加える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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